昨日(2014年8月21日)の動向

東京市場では、前日のFOMC議事録のタカ派内容を受け米ドル買いが強まった流れを引き継ぎ、米ドル/円は一時103.95円レベルまで上昇。日経平均株価が100円超の上昇となったことなども米ドル買いの後押し材料となりました。海外市場では、104円手前に観測された利益確定の米ドル売りのフローに押され、一時反落する場面も見られましたが、米失業保険申請件数の好結果や米中古住宅販売件数が昨年以来の高水準となったこともあり、103円後半レベルで底堅く推移しました。

2014年8月21日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 103.732 103.957 103.600 103.821
ユーロ/円 137.546 137.941 137.467 137.902
豪ドル/円 96.336 96.611 95.890 96.579

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年8月22日)の展望

【米ドル/円】

上値では、心理的節目104円台にしっかりと乗せきることできるかが焦点となりそうです。一方下値では、FOMC議事録発表前の水準103.40円レベルがサポートラインとして機能するかに注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 104.000 104.500 103.400 102.500

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

大台の138円を上回った場合日足・100日移動平均線が位置する139円ちょうどがターゲットとなりそうです。一方下値では、心理的節目の137円がサポートとなるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 138.000 139.000 137.000 136.000

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では、97円台に乗せきることができるかに注目です。一方下値では、96円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 97.000 97.500 96.000 95.500

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年8月22日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年8月22日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 21:30 (加)6月小売売上高(前月比) 0.3% 0.7%
★★★ 23:00 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 N/A N/A
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します