昨日(2014年8月20日)の動向

東京市場では、日経平均株価が小高く始まるとじり高となり、米ドル/円は103円前半レベルまで上昇しました。海外市場では、FOMC声明において「多くが雇用増で利上げが早まる可能性があると判断」などと伝わり早期利上げ観測が強まると、米ドル/円は103.84円レベルまで上昇。また米債利回りが上昇幅を拡大したことも米ドル買いの後押し材料として寄与したようです。

2014年8月20日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 102.902 103.842 102.890 103.756
ユーロ/円 137.087 103.842 137.016 137.576
豪ドル/円 95.702 96.428 95.608 96.384

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年8月21日)の展望

【米ドル/円】

上値では、心理的節目104円台にしっかりと乗せきることできるかが焦点となりそうです。一方下値では、昨日の安値102.89円レベルや日足・200日移動平均線が位置する102.44円レベルがサポートとして機能するか注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 104.000 104.500 103.000 102.500

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、日足・100日移動平均線が位置する139円ちょうどがターゲットとなりそうです。一方下値では、心理的節目の136円サポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 138.000 139.000 137.000 136.000

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では、97円台に乗せきることができるかに注目です。一方下値では、96円ちょうどがサポートとして意識されており、同レベルを割り込むと日足50日移動平均線が位置する95.55円レベルが意識されそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 95.500 96.000 95.000 94.500

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年8月21日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年8月21日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 17:00 (欧)8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 53.7 54.2
★★ 17:30 (英)7月小売売上高指数(前月比) 0.4% 0.1%
★★ 21:30 (米)前週分新規失業保険申請件数 30.3万件 31.1万件
★★ 23:00 (米)8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 19.5 23.9
★★ 23:00 (米)7月中古住宅販売件数(年率換算件数) 502万件 504万件
★★ 23:00 (欧)8月消費者信頼感(速報値) -9.1 -8.4
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します