昨日(2014年8月6日)の動向

東京市場では、米ドル/円は102円台半ばレベルを中心にもみ合ううごきとなりました。海外市場では、米国防長官がロシア軍によるウクライナ侵攻の可能性に言及し、リスク回避から安全資産の円買いが強まると、米ドル/円はストップを巻き込み、一時101.80レベルまで下落する展開となりました。

2014年8月6日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 102.583 102.638 101.781 102.089
ユーロ/円 137.204 137.240 136.136 136.616
豪ドル/円 95.431 95.571 95.138 95.495

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年8月7日)の展望

【米ドル/円】

前日の下落により、米ドル/円は日足・200日移動平均線が位置する102.20を一時下抜く展開となりました。下値では、節目の102円ちょうどや101.50レベル、7月18日の安値101.10レベルなどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 103.000 102.500 101.500 101.100

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

引き続きウクライナ情勢の緊迫化などから、ユーロの上値が重い地合いとなっています。下値では、136円ちょうどで下げ止まるかが焦点となりそうです。本日開催されるECB理事会に注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 137.000 137.800 136.000 135.500

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

米ドル/円、クロス/円などの下落や株安にもかかわらず、豪ドル/米ドルが底堅く推移していることから、豪ドル/円は95円台で底堅い動きとなりました。目先では、日足・一目均衡表の先行スパンが切り上がっており、今後は雲の上限にそって上昇するか、または雲へ突入する動きとなるか見極める場面にあるようです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 95.800 96.100 95.100 94.400

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年8月7日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年8月7日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 20:00 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 0.5% 0.5%
★★★ 20:00 英中銀資産買取プログラム規模 3,750億GBP 3,750億GBP
★★★ 20:45 欧州中央銀行(ECB)政策金利 0.15% 0.15%
★★★ 21:30 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見 - -
★★ 21:30 (米)前週分新規失業保険申請件数 30.5万件 30.2万件
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します