昨日(2014年7月23日)の動向

東京市場では、ウクライナ情勢がユーロ圏の景気に悪影響を与えるとの見方が広がり、ユーロが主要通貨に対して下落。ユーロ/円の下落につれ安となり、米ドル/円は101.50円レベルから一時101.39円レベルまで下落しました。海外市場では、NYダウが下げ渋ったことや、米長期債利回りが上昇に転じたことなどを背景に米ドル/円は101.50円レベルまで反発。その後は、材料難から同水準でもみ合う動きとなりました。なお、豪州の四半期消費者物価指数(CPI)が市場の事前予想を上回ったことで利下げ観測が後退し、豪ドル/円は上値を拡大。95円台前半レベルから上昇に転じ、一時96円台を付ける展開となりました。

2014年7月23日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 101.445 101.545 101.319 101.480
ユーロ/円 136.627 136.759 136.394 136.624
豪ドル/円 95.295 96.012 95.171 95.970

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年7月24日)の展望

【米ドル/円】

米ドル円は方向感に乏しく、101円半ばレベルを中心にもみ合う動きが続いています。上値では日足200日移動平均線が位置する102円ちょうどのレベルを上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、101円ちょうどや、5/21安値の100.80円レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。


 

 

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 101.800 102.000 101.000 100.800

 

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ウクライナ情勢の警戒感からユーロ円は上値の重い展開が続いています。上値では138円台を回復できるかがポイントとなりそうです。一方下値では136円台を維持できるかに注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 137.000 138.000 136.350 135.800

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪州CPIが市場予想を上回ったことから上値を試す動きとなりました。上値では96円台にしっかりと乗せきることがせきるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足50日移動平均線が位置する95.27円レベルがサポートとして機能するか注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 95.300 96.000 94.800 94.400

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年7月24日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年7月24日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 17:30 (英)6月小売売上高指数(前月比) 0.3% -0.5%
★★ 21:30 (米)前週分新規失業保険申請件数 30.7万件 30.2万件
★★ 23:00 (米)6月新築住宅販売件数(年率換算件数) 47.5万件 50.4万件
★★ 23:00 (米)6月新築住宅販売件数(前月比) -5.8% 18.6%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します