昨日(2014年7月21日)の動向

東京市場は祝日・休場で動意を欠き、米ドル/円は101円前半レベルで小幅にもみ合う動きとなりました。海外市場では、マレーシア航空機撃墜に関する報道とパレスチナ自治区ガザでの情勢緊迫化などを受け、欧州株、米株が下落。しかし為替市場では、リスク回避の円買いは限定的となり、米ドル円は101.20円レベルまで下げたのち、101.40円レベルまでじりじりと上昇する展開となりました。

2014年7月21日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 101.368 101.405 101.201 101.405
ユーロ/円 137.145 137.175 136.900 137.133
豪ドル/円 95.261 95.279 94.948 95.083

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年7月22日)の展望

【米ドル/円】

地政学的リスクの高まりから上値の重い展開が続いています。今後は101.00円から102.00円のレンジ圏を上下どちらに放れるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 101.600 101.800 100.800 100.000

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ロシアに対する追加制裁観測が高まってきていることから、ユーロ/円は上値の重い展開が続いています。下値では、136円ちょうどがサポートととして機能するかが焦点となりそうです。一方上値では、138円台を早期に回復できるかがポイントとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 137.200 137.600 136.000 135.200

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

地政学的リスクの高まりから、上値は重く日足・50日移動平均線が位置する95.27円レベルがレジスタンスとなっています。一方下値では、先週末の安値94.40円レベルを維持できるかに注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 95.300 96.000 94.800 94.400

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年7月22日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年7月22日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 21:30 (米)6月消費者物価指数(CPI)(前月比) 0.3% 0.4%
★★ 23:00 (米)6月中古住宅販売件数(前月比) 2.0% 4.9%
★★ 23:00 (米)7月リッチモンド連銀製造業指数 5 3
★★ 23:00 (米)6月中古住宅販売件数(年率換算件数) 499万件 489万件
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します