昨日(2014年7月8日)の動向
東京市場では、日経平均株価の下落を受け、米ドル/円は101.70円レベルまでじりじりと下げる展開となりました。海外市場では、高値警戒感が強かった米株式が下落したことや米長期国債の利回りの低下が嫌気され、米ドル/円は101円台半ばまで円買いが進みました。
2014年7月8日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 101.874 | 101.889 | 101.487 | 101.568 |
ユーロ/円 | 138.728 | 138.821 | 138.436 | 138.239 |
豪ドル/円 | 95.473 | 95.691 | 95.311 | 95.471 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年7月9日)の展望
【米ドル/円】
上値では、前日下抜けた日足・200日移動平均線をこなしつつ、102円台に乗せることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、心理的節目の101.50円レベルがサポートとして機能するかが意識されそうです。同水準を下抜けてきた場合、前回安値の101.30円レベルを視野に捉えることとなりそうです。本日発表予定のFOMC議事録で、利上げ時期に関する言及があるかどうかに注目があつまります。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 102.000 | 102.250 | 101.300 | 101.000 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では日足・200日移動平均線が推移する139.20円レベルを上抜くことができるかが焦点となりそうです。一方下値では、心理的節目138円ちょうどの水準がサポートとして意識されそうです。本日予定されている、ECB総裁の発言にも注目が集まりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 139.200 | 139.750 | 138.000 | 137.800 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、96円台に乗せきることができるかがポイントとなりそうです。一方下値では、95.30円レベルがサポートとして意識されており、同レベルを割り込むと95円ちょうどの水準が意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 96.000 | 96.500 | 95.300 | 94.950 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年7月9日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年7月9日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★ | 10:30 | (中)6月生産者物価指数(PPI)(前年同月比) | -1.0% | -1.4% |
★ | 10:30 | (中)6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) | 2.40% | 2.50% |
★★ | 3:00 | (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 | N/A | N/A |
★ | 3:30 | (欧)ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言 | N/A | N/A |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します