昨日(2014年7月3日)の動向
ニューヨーク市場で6月の米雇用統計が発表されました。非農業部門雇用者数変化は結果28.8万人増と市場の事前予想21.5万人を大きく上回る内容となりました。また、失業率は約6年ぶりの低水準となる6.1%(予想6.3%)と市場予想を大幅に下回り、おおむね米雇用状況の改善を示す内容となりました。これを受け米ドル買いが進展。米ドル/円は102円台を回復し、一時102.26円レベルまで上昇しました。その後は、翌日7月4日が米国独立記念日ので祝日とのことから、上げ一巡後は様子見ムードが広がり102円台前半レベルで小幅にもみ合う動きとなりました。
2014年7月3日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.809 | 102.319 | 101.769 | 102.201 |
ユーロ/円 | 139.055 | 139351 | 138.970 | 139.098 |
豪ドル/円 | 96.135 | 96.143 | 95.364 | 95.529 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年7月4日)の展望
【米ドル/円】
上値では、日足・一目均衡表の雲の上限が位置する102.50円レベルが意識されそうです。一方下値では、心理的節目102円ちょうどの水準や、日足・200移動平均線が位置する101.70円レベルなどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.350 | 102.850 | 102.000 | 101.700 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ECB理事会後のドラギ総裁が記者会見で、「金利は長期間、低水準にとどまる」と発言。これを受けユーロは売りが先行しました。上値では。日足・200日移動平均線をこなしつつ139円台にしっかりと乗せきることができるかできるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の138円ちょうどの水準がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 139.350 | 139.500 | 138.000 | 137.700 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドルが対米ドルで売られたため、豪ドル/円もつれ安となりました。上値では、再び96円台を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の95円ちょうどの水準が意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 96.500 | 97.000 | 95.250 | 95.000 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年7月4日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年7月4日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 15:00 | (独)5月製造業新規受注(前月比) | -1.1% | 3.1% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します