102円付近で小動き、米ドル/円

前日（2014年6月13日）の動向

東京市場では、安倍首相が法人税引き下げについて方針を表明すると伝わったことで、日経平均株価がこの日の安値から300円近く反発たことなどを受け、リスク選好の動きから円が売られ、米ドル/円は一時102円台を回復する動きとなりました。海外市場では、米株高や米長期金利が一時上昇したことなどを受け102円台前半で底堅い動きとなったものの、上値を追う動きにはいたらず、102円台前半レベルで方向感の無い値動きとなりました。

2014年6月13日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	101.699	102.126	101.656	101.990
ユーロ/円	137.833	138.547	137.751	138.086
豪ドル/円	95.842	96.137	95.619	95.887

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2014年6月16日）の展望

【米ドル/円】

上値では、日足・100日移動平均線が位置する102円台前半レベルなどがターゲットとなりそうです。一方下値では、日足・200日移動平均線が位置する101円台半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	102.200	102.800	101.500	100.900

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、日足・200日移動平均線が位置する138.80円レベルを上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では先週末の安値137.70円レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	138.700	140.500	137.750	137.000

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では、96円台にしっかり乗せることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足・50日移動平均線が位置する95.15円レベルがサポートととして機能するかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	96.000	96.500	95.000	94.800

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年6月16日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2014年6月16日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★★	18：00	(欧)5月消費者物価指数	0.50％	0.50％
★★	21：30	(米)6月ニューヨーク連銀製造業景気指数	15.00	19.01
★★	22：00	(米)4月対米証券投資（短期債除く）	300億ドル	40億ドル
★★	22：15	(米)5月鉱工業生産(前月比)	0.5％	-0.6％
★	22：15	(米)5月設備稼働率	78.9％	78.6％
★	23：00	(米)6月ＮＡＨＢ住宅市場指数	47	45

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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