昨日(2014年6月10日)の動向
東京市場では、日経平均株価が節目とされる1万5,000円を約1週間ぶりに割り込んだことで、リスク回避の円買いが一字優勢となり、米ドル/円は102円台半ばから前半レベルまで下落。海外市場では、昨日に続き欧州中央銀行(ECB)が追加金融緩和を示したことを受けて、米ドルが対ユーロで上昇したものの、日本株の下落を受け円売りも出にくく、米ドル/円は102円台前半レベルで方向感の無い値動きとなりました。
2014年6月10日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.509 | 102.574 | 102.219 | 102.329 |
ユーロ/円 | 139.348 | 139.421 | 138.453 | 138.618 |
豪ドル/円 | 95.885 | 95.940 | 95.633 | 95.902 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年6月11日)の展望
【米ドル/円】
上値では、先週の高値102.80円レベルを超えることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足・100日移動平均線が位置する102円台前半レベルや25日・移動平均線が位置する102円ちょうどの水準、200日移動平均線が位置する101円半ばレベルなどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 103.000 | 103.200 | 102.150 | 101.500 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では、140円の大台に乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足200日移動平均線が位置する138円台半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 140.000 | 140.250 | 139.000 | 138.600 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、96円台にしっかり乗せることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足・25日移動平均線が位置する95円ちょうどの水準がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 96.100 | 96.500 | 95.500 | 95.000 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年6月11日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年6月11日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 17:30 | (英)5月失業率 | 3.20% | 3.30% |
★ | 17:30 | (英)5月失業保険申請件数 | -25000 | -25100 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します