昨日(2014年6月4日)の動向

東京市場では、米長期金利の上昇期待を背景に米ドル買い優勢の展開が続き、一時102.80円レベルまで上昇しました。海外市場では、民間調査会社ADPによる5月の雇用統計が発表され、市場の事前予想を下回る内容となったことが嫌気され米ドル/円は一時102.40円レベルまで下落。しかし、ISM非製造業景況指数が市場の事前予想を上回る内容となったことを受け、102円台後半レベルまで値を戻す動きとなりました。

2014年6月4日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 102.512 102.793 102.442 102.724
ユーロ/円 139.683 139.954 139.554 139.698
豪ドル/円 94.958 95.357 94.917 95.306

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年6月5日)の展望

【米ドル/円】

上値では、日足・一目均衡表の抵抗帯をしっかりと上抜くことができるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の102円ちょうどや日足・200日移動平均線が位置する101円台半ばレベルなどが意識されそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 103.000 103.200 102.500 101.900

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、大台の140円台に乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では節目の139円ちょうどや日足・200日移動平均線が位置する138円台半ばレベルが意識されそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 140.000 140.250 139.200 138.850

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は上昇トレンドを継続。95円台に乗せる動きとなりました。上値では、96円台が意識されそうです。一方下値では、日足・5日移動平均線がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 98.800 96.150 94.900 94.000

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年6月5日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年6月5日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
18:00 (欧)4月小売売上高(前月比) 0.00% 0.30%
★★ 20:00 (英)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 0.50% 0.50%
★★ 20:00 (英)6月英中銀資産買取プログラム規模 3750億ポンド 3750億ポンド
★★ 20:45 (欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利 0.10% 0.25%
★★ 21:30 (欧)ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見 21.0万人 22.0万人
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数 31.0万件 30.0万件
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します