米長期金利低下で下値拡大、米ドル/円

昨日（2014年5月29日）の動向

東京市場では、日経平均株価の下落を受け米ドル/円は、101円台後半から半ばまでじり安の展開となりました。海外市場では、米国の長期金利が昨年7月以来の水準まで低下したことから米ドル売りが加速。米ドル円は一時101.45円レベルまで下落しました。ただ、その後は金利水準が小幅に上昇したことや、ダウ平均株価が堅調な推移となったことを受け、101円台後半レベルまで反発する動きとなりました。

2014年5月29日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	101.817	101.839	101.438	101.772
ユーロ/円	138.386	138.518	137.974	138.434
豪ドル/円	94.003	94.730	93.673	94.709

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2014年5月30日）の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は米国の長期金利動向を意識した動きとなっています。上値では、日足・100日移動平均線が位置する102.40円レベル、下値では日足・200日移動平均線が位置する101.35円レベルなどが意識されそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	102.150	102.400	101.500	101.300

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円は日足・200日移動平均線近辺で推移しており、下値では同水準でサポートされるかが焦点となりそうです。一方上値では、139円台を回復できるかがポイントとなりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	139.000	139.500	138.000	137.500

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は2014-15年度の設備投資計画が市場の事前予想を大幅に上回たことから反発。上値では、日足ボリンジャーバンドMA21にあたる94.75円レベルを超えられるかがポイントとなりそうです。一方下値では、日足・200日移動平均線が節目となる93円ちょうどの水準を推移しており、サポートとして機能するかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	94.750	95.100	93.600	93.000

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年5月30日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2014年5月30日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★★	21：30	(米)4月個人消費支出	0.2％	0.2％
★★	22：55	(米)5月ミシガン大学消費者態度指数・確報値	82.5	81.8

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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