昨日(2014年4月29日)の動向
東京市場では、本邦休日のため動意薄の展開となり、米ドル/円は102円半ばレベルでもみ合う動きとなりました。海外市場では、序盤は欧州株価の上昇を受けてリスク選好の動きが優勢となり、米ドル/円は一時102.80レベルまで上昇。ただ、米4月の消費者信頼感指数が市場の事前予想を下回る内容となったことなどを受け、米ドル/円は一時102.50レベルまで小幅に反落。その後は、翌日のFOMC政策金利や米GDPの発表。さらに今週末の米雇用統計を控えて様子見ムードが高まり、102円半ばレベルで方向感のない動きとなりました。
2014年4月29日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 102.486 | 102.778 | 102.465 | 102.63 |
ユーロ/円 | 141.959 | 142.459 | 141.588 | 141.755 |
豪ドル/円 | 94.861 | 95.252 | 94.584 | 95.119 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年4月30日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は主要イベントを控え上値は限定的となりました。上値ターゲットとして、日足・100日移動平均線が位置する102.95レベルや心理的節目103.50レベルなどがあげられます。一方下値では102円台を維持できるかに注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.95 | 103.50 | 102.00 | 101.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は引き続き方向感のない動きとなりました。上値では、142円台にしっかりと乗せることができるかが焦点となりそうです。一方、下値では140円ちょうどがサポートとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.00 | 142.50 | 141.20 | 140.80 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル円は95円を挟んでもみ合う展開となりました。上値では、96円ちょうどを超えられるかが注目されます。一方下値では、94円ちょうどレベル、93.50レベルなどがサポートとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 95.60 | 96.20 | 94.00 | 93.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年4月30日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年4月30日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | - | 日銀金融政策決定会合 | N/A | N/A |
★★ | 15:30 | 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見 | N/A | N/A |
★★ | 21:15 | (米)4月ADP雇用統計(前月比) | 21.0万人 | 19.1万人 |
★★★ | 3:00 | FOMC政策金利発表 | 0-0.25% | 0-0.25% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します