昨日(2014年4月2日)の動向
東京市場では、日経平均株価が3月12日以来1万5,000円台を回復しリスク選好の動きが強まると、米ドル/円は103.90レベルまで上昇しました。海外市場では、米3月のADP雇用者数が市場の事前予想にとどまる増加幅だったため、市場の反応は限定的。目新しい材料がない中、米ドル/円は103円後半レベルでもみ合う動きとなりました。
2014年4月2日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 103.643 | 103.927 | 103.585 | 103.876 |
ユーロ/円 | 142.946 | 143.467 | 142.709 | 142.992 |
豪ドル/円 | 95.784 | 96.079 | 95.635 | 96.046 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年4月3日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は米長期金利の上昇などを背景に底堅い値動きとなっています。上値ターゲットとしては節目の104円ちょうどや104円半ばレベルなどがあげられます。一方、下値ターゲットとしては100日移動平均線が位置する102.85レベルや50日移動平均線が位置する102.34レベルなどがあげられます。本日、米国市場で(米)ISM非製造業総合景況指数の発表が予定されており、発表前後の動きには注意を払いたいところです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 104.000 | 104.500 | 103.000 | 102.800 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は本日ECB政策金利発表やドラキECB総裁の講演を前に、様子見から方向感のない値動きとなっています。上値では143.80レベルをしっかりと上抜けることができるか注目です。一方下値では25日移動平均線が位置する141.50レベルとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 143.800 | 144.000 | 141.500 | 141.000 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は2013年10月の高値95.70レベルを抜け堅調に推移しています。上値ターゲットとしてボリンジャーバンド+2σが位置する96.35レベルや節目となる97円ちょうどなどがあげられます。一方下値ターゲットとしては5日移動平均線が位置する95.75レベルや95円ちょうどとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 96.350 | 97.000 | 95.750 | 95.000 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年4月3日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年4月3日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 18:00 | (欧)小売売上高 | -0.5% | 1.6% |
★ | 20:45 | (欧)ECB・政策金利発表 | 0.25% | 0.25% |
★ | (米)新規失業保険申請件数 | 21:30 | 31.9万件 | 31.1万件 |
★ | (米)貿易収支 | 21:30 | -385億ドル | -391億ドル |
★★★ | (米)ISM非製造業総合景況指数 | 23:00 | 53.5 | 51.6 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します