昨日(2014年3月25日)の動向
東京市場では、日経平均株価が160円超下落したことが嫌気され米ドル/円は一時102.10レベルまで小幅に下落したものの、日経平均株価が持ち直したことが好感されそのご102.30レベルまで値を戻しました。海外市場では、米3月の消費者信頼感指数が市場の事前予想を上回る内容となると、米ドル/円は102.50レベルまで上昇。しかし、同時に発表されました、米2月の新築住宅販売件数と米3月のリッチモンド連銀景気指数が市場の事前予想を下回ったため上値は限定的となりました。その後、米長期金利やダウ平均株価の上昇幅縮小が嫌気され、米ドル/円は102.20レベルまで下落。同水準でもみ合う展開となりました。
2014年3月25日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 102.233 | 102.481 | 102.100 | 102.257 |
ユーロ/円 | 141.465 | 141.593 | 140.698 | 141.375 |
豪ドル/円 | 93.325 | 93.828 | 93.235 | 93.717 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年3月26日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は新規の材料に乏しい中、101円台から103円台のレンジ相場が続きそうです。上値では、3月7日の高値103.70レベルや89日移動平均線が位置する102.90レベルが意識されそうです。一方下値では、FOMC発表前の水準101.50レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 102.900 | 103.700 | 101.500 | 101.000 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言を受け下落する場面が見られたものの、140円台では底堅く推移。上値では、心理的節目142円ちょうどをしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方、下値ターゲットとして、89日移動平均線が位置する140.15レベルや先週末安値140.45レベルなどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.000 | 142.500 | 140.450 | 140.150 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、3月7日高値94.46レベルがターゲットとなりそうです。一方、下値ターゲットとして、ボリンジャーバンド+1σが位置する93円ちょうどレベルや200日移動平均線が位置する91.80レベルなどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 94.000 | 94.460 | 93.000 | 91.180 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年3月26日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年3月26日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★ | 16:00 | 独・4月GFK消費者信頼感調査 | 8.5 | 8.5 |
★ | 20:00 | 米・MBA住宅ローン申請件数 | N/A | -1.2% |
★ | 21:30 | 米・2月耐久財受注(前月比) | 0.7% | -1.0% |
★ | 22:00 | 米・2月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) | 0.3% | 1.1% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します