昨日(2月17日)の動向
東京市場は、午前8時50分に発表された日本の10-12月期実質GDP成長率が予想を大きく下回ったことでリスク警戒感からの円高が強まりました。結果、先週の安値を下回り、101円40銭前後までドル安円高が進行しました。その後は日経平均株価がプラスを維持したため、ドル円、クロス円は上値の重さを意識しつつも底堅い展開となりました。海外市場では 米国市場がプレジデントデーの祝日のため株式・債券市場が休場となり、手がかりが乏しく、為替相場はもみ合いが続きました。
2月17日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.613 | 101.987 | 101.393 | 101.892 |
ユーロ/円 | 139.295 | 139.752 | 138.949 | 139.642 |
豪ドル/円 | 92.08 | 92.179 | 91.689 | 92.025 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年2月18日)の展望
【米ドル/円】
昨日は米国が祝日のため、101円後半で方向感に欠ける値動きとなりました。上値は引き続き102円70銭付近が意識され、その水準を上回った場合、そこからさらに103円台を上回ることが出来るかに注目が集まりそうです。一方下値では昨日の安値101円40銭レベルがサポートとして機能するかに注目が集まっています。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.70 | 103.00 | 101.40 | 101.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ円は小幅ながら反発。上値ターゲットとしては、140円台にしっかり乗せることができるかに注目が集まります。一方、下値目途は日足一目均衡表の雲の下限が位置する138円台半ばに焦点が集まりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 140.00 | 140.50 | 138.50 | 138.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル円も小幅反発。上値ターゲットとしては日足一目均衡表の雲の上限が位置する93円ちょうどレベルがあげられます。一方下値目途としては日足一目均衡表の基準線となる91円ちょうどレベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.00 | 93.50 | 91.20 | 90.90 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年2月18日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年2月18日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 18:30 | (英)1月-CPI(前月比) | 0.40% | -0.50% |
★ | 18:30 | (英)1月-PPIコア(前月比) | 0.1% | 0.1% |
★★ | 19:00 | (欧)2月-ZEW景況感調査 | - | 73.3 |
★★ | 19:00 | (独)2月-ZEW景況感調査 | 61.5 | 61.7 |
★★ | 22:30 | (米)2月-NY連銀製造業景気指数 | 9 | 12.51 |
★★ | 23:00 | (米)12月-対米証券投資(ネット長期TICフロー) | +300億$ | -293億$ |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します