昨日(2月6日)の動向
東京市場では、米雇用統計の発表を週末に控え、様子見ムードから米ドル/円は101円台半ばでもみ合う動きとなりました。海外市場では、ユーロが大幅上昇。ドラギECB総裁が会見にて金融緩和にコメントしたものの、踏み込んだ内容とならなかったことから追加金融緩和観測が後退。ユーロが幅広く買われ、対円では137円ちょうどレベルから138円台後半へと上昇しました。また、欧州株、NYダウが上昇したことも後押しとなり、米ドルも対円で上値。102円台を回復する動きとなりました。
2月6日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.477 | 102.167 | 101.235 | 102.106 |
ユーロ/円 | 137.318 | 138.834 | 136.765 | 138.763 |
豪ドル/円 | 90.427 | 91.638 | 90.394 | 91.467 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年2月7日)の展望
【米ドル/円】
昨日のショートカバーにより米ドル/円は日足5日移動平均線を上回る動きとなりました。上値では、日足75日移動平均線が位置する102円台前半レベルをしっかりと上抜けられるか焦点となりそうです。本日は米雇用統計を控えており、内容に注目が集まっているようです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.30 | 103.40 | 100.80 | 100.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
昨日はドラギECB総裁のコメント後、ショートカバーの動きが優勢となりユーロ/円はNYクローズにかけ138円台後半まで上昇しました。上値では日足・75日移動平均線が位置する139円前半レベルをしっかりと上抜けられるか注目です。一方下値目途は直近安値136.25レベルを意識しての値動きとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 139.00 | 140.65 | 138.00 | 136.65 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
目先、上値ターゲットとして、日足75日移動平均線が位置する92.62レベルがあげられます。一方下値ターゲットとして90円ちょうど直近安値88.50レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 91.60 | 92.60 | 90.00 | 88.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年2月7日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年2月7日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 16;00 | (独)12月-経常収支 | 215億EUR | 216億EUR |
★★ | 18:30 | (英)12月-貿易収支 | -93億GBP | -94.39億GBP |
★★★ | 22:30 | (米)12月-非農業部門雇用者数変化 | 18.3万人 | 7.4万人 |
★★★ | 22:30 | (米)12月-失業率 | 6.7% | 6.7% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します