昨日(2月5日)の動向
東京市場では、序盤に日経平均株価が200円超上昇したことを好感して、米ドル/は101円70銭レベルまで上昇しました。海外市場では、米ADP雇用者数の伸びが17.5万人と市場予想の18.5万人に届かなかったことで米ドルの失望売りが強まり、米ドル/円は100円80銭レベルまで急落する場面が見られました。ただ、その後発表となった米ISM非製造業景況指数が市場予想を上回ると、一転して米ドル円は101円60銭レベルまで買い戻しが入るなど、米指標の結果に追随して米ドル円は荒れた値動きとなりました。
2月5日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.663 | 101.764 | 100.805 | 101.462 |
ユーロ/円 | 137.415 | 137.54 | 136.548 | 137.317 |
豪ドル/円 | 90.77 | 90.79 | 89.83 | 90.422 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年2月6日)の展望
【米ドル/円】
ADP雇用統計の発表後に下げ止まった水準100円80銭レベルは3営業日連続で安値水準であり、下値サポートラインとラインとして注目されています。上値は102円に乗せることができるかが焦点となりそうです。米失業保険申請件数の結果も注視していきたいところです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 102.00 | 102.50 | 100.75 | 100.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ECB政策金利発表、ドラギ総裁の会見を控えて神経質な値動きとなりそうです。下値サポートは136円ちょうどレベル、戻り上値は日足一目均衡表の雲の下限が138円40銭レベルに控えており、レジスタンスとなっている模様です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 138.00 | 138.40 | 136.20 | 135.80 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は米ドル/円の下落につれ安となる場面が見られましたが、主要株価の底固い地合いを受けて90円台をキープする展開。目先上値目途は1月29日高値の91円10銭を抜け切れるかに注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 91.10 | 92.80 | 89.80 | 89.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年2月6日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年2月6日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★★ | 21:00 | (英)BOA政策金利発表 | 0.50% | 0.50% |
★★★ | 21:45 | (欧)ECB政策金利発表 | 0.25% | 0.25% |
★★★ | 22:30 | ドラギECB総裁記者会見 | NA | NA |
★★ | 22:30 | (米)新規失業保険申請件数 | +33.5万件 | +34.8万件 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します