昨日(2月3日)の動向
早朝101円90銭レベルでスタートとなった米ドル/円は、東京市場で実需筋のドル買いフローが観測されたことから、102円40銭レベルまで上昇。しかし、海外市場では欧州株が前週末比でマイナス圏に沈んだことが嫌気され、円買いが強まりました。その後、注目された米ISM製造業景気指数が市場予想を大幅に下回ったことやNYダウが300ドル超値を下げたことを受け、米ドル/円は101円を割り込む展開になりました。先週に引き続きリスク回避の流れが優勢となりまりました。
2月3日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 101.915 | 102.409 | 100.778 | 100.948 |
ユーロ/円 | 137.478 | 138.108 | 136.366 | 136.58 |
豪ドル/円 | 89.357 | 89.837 | 88.239 | 88.327 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年2月4日)の展望
【米ドル/円】
各国主要株価の下落に加え、米ISM製造業指数の予想を大幅に下回る数値を嫌気して、米ドル/円は101円を割り込む展開となりました。日足一目均衡表の雲の下限をやや下抜けてきました。下値は100円ちょうどレベルがサポートラインと目されており、上値は移動平均線75日銭の位置する101円90銭レベルを再び目指せるかに注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 101.90 | 102.50 | 100.75 | 100.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
欧州株につれ安となったユーロ/円は136円40銭レベルまで値を下げました。本日も各国主要株価の見極めながらの取引となりそうです。下値サポートは136円ちょうどレベル、上値は日足一目均衡表の雲の下限が138円40銭レベルに控えており、レジスタンスとなっている模様です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 137.00 | 138.00 | 136.30 | 135.80 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
原油価格の下落や各国主要株の下落を受け、豪ドル/円は88円25銭レベルまで下落。豪州政策金利発表など重要イベントの影響もあり、豪ドルは上値が重い展開が予想されます。下値サポートレベルは88円00銭レベル、上値は90円台に乗せることができるかに注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 89.50 | 90.00 | 88.00 | 87.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年2月4日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年2月4日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★ | 0:00 | (米)12月-製造業受注(前月比) | -1.8% | +1.8% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します