昨日(1月21日)の動向

東京市場では、日本株や中国株等、アジア株が全般的に上昇。リスクオンの動きから円安が進み、米ドル/円は一時104.70レベルまで上昇しました。その後は、米軍基地辺野古移設問題などの政権不安などから104円台半ばでもみ合う形となり、方向感に乏しい動きとなりました。海外市場では、米ドル/円が反落。オプションに絡んだ米ドル売りなどに上値の抑えられると、米ドル/円は104割れをうかがう展開となりました。ただ、来週28・29日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)において、量的緩和の縮小が発表されるとの観測が米ドルの下支えとなり、その後は104円台前半でもみ合う動きとなりました。

1月21日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 104.214 104.319 103.869 104.157
ユーロ/円 141.079 141.38 140.319 141.176
豪ドル/円 91.418 91.859 91.053 91.724

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年1月22日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は上値い状況を継続。一方で、104円割れの水準では底堅く、短期的には104円から105円を上下どちらに放れるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 104.80 105.50 103.80 103.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では心理的節目142円ちょうどや日足・一目均衡表の基準線が位置する143円を意識しての値動きとなりそうです。一方、下値ターゲットとして1月20日の安値140.30レベルがあげられます。140円台をしっかりと下抜けてきた場合、日足・一目均衡表の雲の上限が位置する139円台前半を視野にとらえることとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 142.00 142.90 141.00 140.25

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では92円台をしっかりと回復できるかに注目が集まります。一方、下値では昨年12月18日安値の91.00レベルを意識した動きとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 92.40 93.00 91.05 90.20

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年1月22日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年1月22日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ - 日銀金融政策決定会合 - -
★★ - 日銀2014年マネタリーベース - 270兆円
★★ 18:30 (英)12月-失業率 3.7% 3.8%
18:30 (英)12月-失業保険申請件数(前月比) -32,000件 -36,700件
18:30 (英)11月-雇用者数増減 +25.6万人 +25.0万人
18:30 (英)英中銀MPC議事録公表 - -
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数 - +11.9%
★★ 0:00 (加)BOC政策金利発表 1.00% 1.00%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します