昨日(1月16日)の動向
東京市場では、日経平均株価の上昇を受け円売り・米ドル買いが先行。また、豪雇用統計が市場の事前予想を下回ったことで対豪ドルで米ドルが買われたことから、米ドル/円は一時104.90レベルまで上昇しました。しかしながらその後、日経平均株価が下げに転じると上値を切り下げ104円台半ばまで下落しました。海外市場では、NYダウ平均株価が軟調に推移したことを受け米ドル/円は104.10レベルまで下落。その後、ダウ平均株価の下げ幅が縮小したことで米ドル/円に対しても買戻しが入り、米ドル/円は104円台前半でもみ合う動きとなりました。
1月16日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 104.563 | 104.921 | 104.145 | 104.310 |
ユーロ/円 | 142.251 | 142.909 | 141.693 | 142.061 |
豪ドル/円 | 93.203 | 93.248 | 91.631 | 92.002 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年1月17日)の展望
【米ドル/円】
株価が軟調に推移したことを受け、米ドル/円は反落。上値では心理的節目105円台を回復できるかが焦点となりそうです。再び105円台を上抜けてきた場合、1月2日高値の105.40レベルを意識した動きとなりそうです。一方下値では昨日の安値104.00レベルや日足・一目均衡表の基準線が位置する103.80レベルに注目が集まりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 105.00 | 105.40 | 104.00 | 103.80 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
米ドル/円の下落につれ、ユーロ/円も下落。上値では再び143円台を回復できるかに注目が集まりそうです。一方下値では、心理的節目の142円台をキープできるかに注目が集まります。142円を下抜けた場合、昨日安値の141.70レベルを意識した動きとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 143.00 | 143.50 | 142.00 | 141.70 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪雇用統計が市場の事前予想を下回る結果となったことを受け、豪ドル/円は大幅下落。上値では93円台を回復できるかに注目が集まります。一方、下値ターゲットとしては昨日安値の91.60レベルや昨年12月18日安値の91.00レベルを意識した動きとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.00 | 93.50 | 91.60 | 91.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年1月17日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年1月17日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 18:30 | (英)12月-小売売上高指数(前月比) | 0.30% | 0.40% |
★★ | 18:30 | (英)12月-小売売上高指数(前年比) | 3.20% | 2.30% |
★★ | 22:30 | (米)12月-住宅着工件数(季節調整済・年率) | 109.1万件 | 99.0万件 |
★★ | 22:30 | (米)12月-建設許可件数(季節調整済・年率) | 101.5万件 | 101.7万件 |
★ | 23:15 | (米)12月-鉱工業生産指数(前月比) | 0.30% | 1.10% |
★ | 23:15 | (米)12月-設備稼働率 | 79.1% | 79.0% |
★★ | 23:55 | (米)1月-ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) | 83.2 | 82.5 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します