昨日(1月7日)の動向

7日の外為市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表(8日)、ECB理事会(9日)、米雇用統計(10日)と重要イベントが続くことから様子見ムードが根強く、方向感のない展開が続きました。東京市場では、米ドル/円は104円台前半から半ばレベルでもみ合う動きとなりました。海外市場では米12月貿易収支が結果マイナス343億ドルとなり市場予想のマイナス400億ドルより赤字幅が縮小し、実に4年ぶりの低水準となったことが好感され、米ドル買いが優勢となり、米ドル/円は一時104.70レベルまで上昇。ただ、重要イベントを控えていることからその後は様子見ムードが広がり、その後は104円台半ばから後半レベルでもみ合う動きとなりました。

1月7日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 104.217 104.734 104.168 104.577
ユーロ/円 142.051 142.577 141.943 142.378
豪ドル/円 93.426 93.541 92.997 93.351

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年1月8日)の展望

【米ドル/円】

上値では心理的節目105円台を回復できるかが焦点となりそうです。105円台をしっかりと上抜けてきた場合、1月2日の高値105.40レベルを意識しての値動きとなりそうです。一方下値では6日の安値103.90レベルや日足・一目均衡表の基準線が位置する103円台半ばレベルなどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 104.80 105.00 103.90 103.50

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

明日9日にECB理事会を控え様子見からユーロ/円は方向感が掴みづらい地合いとなっています。上値では節目の143円台を意識しての値動きとなりそうです。一方、下値では、日足・一目均衡表の基準線が位置する142.00レベルや6日の安値141半ばレベルなどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 143.00 143.50 141.80 141.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では94円台をしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方、下値ターゲットとしては日足・一目均衡表の基準線が位置する92.60レベルがあげられます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 94.00 94.30 92.80 92.30

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年1月8日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年1月8日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 19:00 (欧)11月-小売売上高(前月比) 0.1% -0.2%
★★ 19:00 (欧)11月-失業率 12.1% 12.1%
★★★ 22:15 (米)12月-ADP雇用統計(前月比) 20万人 21.5万人
★★★ 4:00 (米)FOMC議事録公表 - -
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します