昨日(1月13日)の動向
先週末に発表された米非農業部門雇用者数は予想(19.7万人)を大幅に下回る結果(7.4万人)となりました。これを受けて米ドル/円は売りに押される展開となり、一時104円割れの水準まで下落。その後はダウ平均株価が下げ幅を縮小させたため104円を挟んだ値動きとなりました。
週明けの東京市場では、休場のため取引が閑散となる中、先週の流れを引き継ぐ展開となり、米ドル/円は103.20付近まで下落しました。海外市場ではダウ平均株価が下落していることや米長期金利が低下していることを受けて、米ドル/円は103円台割れの水準まで下落。その後は103円を挟んだ値動きとなりました。
1月13日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 103.998 | 104.137 | 102.857 | 103.029 |
ユーロ/円 | 142.214 | 142.353 | 140.491 | 140.819 |
豪ドル/円 | 93.523 | 93.841 | 93.180 | 93.274 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年1月14日)の展望
【米ドル/円】
上値では心理的節目104円台を回復できるかが焦点となりそうです。再び104円台を上抜けてきた場合、105円台を目指した動きとなるかに注目が集まりそうです。一方下値では12月18日安値の102円半ばのレベルや心理的節目の102円レベルが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 104.00 | 105.00 | 102.50 | 102.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では節目の141円後半の水準を回復できるかに注目が集まりそうです。一方、心理的節目の140円台をキープできるかに注目が集まります。140円を下抜けた場合12月5日の終値の139円レベルを目指す可能性があります。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 141.50 | 142.00 | 140.00 | 139.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では94円台をしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方、下値ターゲットとしては日足・一目均衡表の基準線が位置する92.60レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 94.00 | 94.30 | 92.60 | 92.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年1月14日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年1月14日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 18:30 | (英)12月-CPI(前月比) | 0.50% | 0.10% |
★★ | 18:30 | (英)12月-CPI(前年比) | 2.10% | 2.10% |
★ | 19:00 | (欧)11月-鉱工業生産指数(前月比) | 1.40% | -1.10% |
★★★ | 22:30 | (米)12月-小売売上高(前月比) | 0.10% | 0.70% |
★★★ | 22:30 | (米)12月-小売売上高(除自動車・前月比) | 0.40% | 0.40% |
★ | 22:30 | (米)12月-輸入物価指数(前月比) | 0.40% | -0.60% |
★ | 0:00 | (米)11月-企業在庫(前月比) | 0.30% | 0.70% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します