昨日(1月3日)の動向
東京市場では、米ドル/円は上値の重い展開となりました。欧米の株価動向を受けアジア株式市場がさえない動きとなったことなど受け、ポジション調整による米ドル売りが進展。米ドル/円は104円台後半レベルから一時104.10レベルまで下げる展開となりました。海外市場では、米ドル/円が反発。この日発表された、米新規失業保険申請件数やISM製造業景気指数が市場の事前予想を上回る内容となったことや、バーナンキFRB議長の「経済はかなり進展している」などの発言を受け、米債利回りが上昇。NY市場終盤にかけて米ドル買い戻す動きが優勢となり、米ドル/円は104.80レベルまで上昇。東京時間の下げ幅をほぼ埋める展開となりました。
1月3日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 104.782 | 104.868 | 104.077 | 104.841 |
ユーロ/円 | 143.192 | 143.315 | 141.965 | 142.449 |
豪ドル/円 | 93.321 | 94.028 | 92.885 | 93.812 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年1月6日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は年末年始にかけ価格調整の値動きが継続しています。上値ターゲットとして節目となる105円ちょうどや、1月2日の高値105円半ばレベルがあげられます。一方下値ターゲットとして、先週末の安値104円ちょうどや103円半ばなどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 104.80 | 105.00 | 104.00 | 103.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
欧州通貨が軟調に推移したことを受け、ユーロ円は下げ幅を拡大する値動きとなりました。上値では先週末の高値143.30レベルをしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値ターゲットとしては、141.00レベルなどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.80 | 143.30 | 141.00 | 140.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は狭いレンジでの値動きが続いています。上値では94円台にしっかりとのせることができるかが焦点となりそうです。一方下値ターゲットとして、日足・一目均衡表の雲の上限が位置する93.50レベルや日足・25日移動平均線が位置する93.00レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 94.00 | 94.30 | 93.00 | 92.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年1月6日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年1月6日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 17:55 | 独:12月サービス業PMI | 54.0 | 54.0 |
★ | 18:00 | 欧:12月サービス業PMI | 51.0 | 51.0 |
★ | 18:30 | 英:12月サービス業PMI | 60.5 | 60.0 |
★★ | 22:00 | 独:12月CPI(速報値)前期比 | 0.3% | 0.2% |
★ | 22:00 | 独:12月CPI(速報値)前年比 | 1.4% | 1.3% |
★★ | 0:00 | 米:12月 ISM非製造業総合景況指数 | 54.5 | 53.9 |
★★ | 0:00 | 米:11月 製造業受注指数(前月比) | 1.4% | -0.9% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します