昨日(12月17日)の動向
東京市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見ムードが広がり、米ドル/円は103円台を挟んで小幅にもみ合う動きとなりました。海外市場では、NYダウの下落やポジション調整などによる米ドル売りが一時優勢となり、米ドル/円はら一時102円台半ばレベルまで下落しました。
12月17日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 103.011 | 103.107 | 102.496 | 102.666 |
ユーロ/円 | 141.752 | 141.95 | 140.987 | 141.324 |
豪ドル/円 | 92.117 | 92.299 | 91.224 | 91.417 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年12月18日)の展望
【米ドル/円】
本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表が控えており、市場の注目を集めているようです。
政策金利は大方据え置き予想となっていることから、声明文の内容に注目が集まっています。市場では量的緩和(QE)の縮小は来年の1-3月まで見送られるとの見方が多いようです。上値では104円の大台を意識しての値動きとなりそうです。一方下値ターゲットとして節目102.00レベルや日足・一目均衡表の基準線が位置する101.50レベルなどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 104.00 | 105.00 | 102.60 | 102.15 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
市場の焦点はFOMCにあるため米ドル/円の値動きを注視しながらの値動きとなりそうです。
上値ターゲットとして、12月13日の高値142.80レベルとなりそうです。一方下値ターゲットとして日足・一目均衡表の転換線が位置する140.85レベルや節目の140.00レベル、12月6日の安値138.90レベルなどがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.80 | 143.70 | 141.20 | 140.50 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル円は日足・一目均衡表の抵抗帯を下抜ける動きとなりました。上値ターゲットとして、日足・一目均衡表の雲の下限が位置する92円台半ばレベルや転換線が位置する93.00レベルなどがあげられます。一方下値では、昨日の安値91.22レベルを維持できるかが焦点となりそうです。同水準をしっかりと下回ってきた場合、9月30日の安値90.70レベルを意識しての値動きとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.00 | 93.50 | 91.40 | 91.18 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年12月18日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年12月18日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★★ | 18:00 | (独)12月-IFO景気動向指数 | 106.5 | 106.3 |
★★★ | 18:30 | (英)11月-失業率 | 3.8% | 3.9% |
★★ | 22:30 | (米)11月-住宅着工件数 | 95.4万件 | - |
★★ | 22:30 | (米)11月-建設許可件数 | 99.0万件 | 103.4万件 |
★★★ | 4:00 | (米)FOMC政策金利発表 | 0.25% | 0.25% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します