昨日(12月11日)の動向

東京市場では、米超党派委員会による予算協議が2年間の予算で合意し、来年1月15日に再び米政府機関が閉鎖される事態が回避される見込みとなったことで、円売り・ドル買いが先行。米ドル/円は一時103円手前まで上昇しました。しかし、米国超党派委員会が財政協議で合意したことから、米国量的緩和(QE)の年内縮小観測が強まり日経平均が200円超下落したことが重しとなり米ドル/円はその後102円半ばレベルにまで下落。海外市場では、NYダウ平均株価が下げ幅を拡大させたために米ドル/円は一時102円前半まで下落。その後は102円台半ばレベルでもみ合う動きとなりました。

12月11日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 102.814 102.946 102.148 102.413
ユーロ/円 141.470 141.696 140.917 141.185
豪ドル/円 94.021 94.136 92.639 92.687

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年12月12日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は株価が軟調に推移していることを受け続落。下値ターゲットとして、昨日安値102.10レベルや、日足・25日移動平均線が位置する101.30レベルがあげられます。一方上値ターゲットとして、日足・5日移動平均線が位置する102.70レベルや心理的節目の103.00レベルにがあげられます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 102.70 103.00 102.10 101.30

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円は米ドル/円の下落につれ安となり続落。下値では、昨日安値の140.90レベルや、日足・一目均衡表の転換線が位置する140.30レベルが注目されます。一方上値ターゲットとして、昨日高値の141.70レベルや心理的節目の142.00レベルがあげられます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 141.70 142.00 140.90 140.30

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は株価が軟調に推移したことを受け大幅下落。下値ターゲットとしては、心理的節目の92.00レベルや、日足・一目均衡表の雲の下限が位置する91.00レベルがポイントとなりそうです。一方上値では日足・一目均衡表の雲の上限が位置する93.30レベルや94.00レベルを再び捉えることができるか注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 93.30 94.00 92.00 91.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年12月12日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年12月12日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
19:00 (欧)10月-鉱工業生産指数(前月比) 0.30% -0.50%
★★★ 22:30 (米)11月-小売売上高(前月比) 0.60% 0.40%
★★★ 22:30 (米)11月-小売売上高(除自動車/前月比) 0.20% 0.20%
★★ 22:30 (米)前週分-新規失業保険申請件数 32.0万人 29.8万人
22:30 (米)前週分-失業保険継続受給者数 276.4万人 274.4万人
22:30 (米)11月-輸入物価指数(前月比) -0.70% -0.70%
22:30 (加)10月-新築住宅価格指数(前月比) 0.10% 0.00%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します