昨日(12月6日)の動向
12月6日の米雇用統計は、失業率7.0%(予想7.2%)、非農業部門雇用者数は+20.3万人(予想+18.5万人)と、いずれも市場の事前予想を上回る内容となり、米ドル円は103円手前の水準まで上昇しました。今回の米雇用統計の内容を受け一部では今月のFOMCで量的緩和が縮小される可能性が高まったとの見方が浮上。リスクオンによる円売りが週明け東京市場でも継続し、103円台をつける展開となりました。
12月6日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 101.744 | 102.96 | 101.626 | 102.851 |
ユーロ/円 | 139.085 | 141.039 | 138.921 | 140.952 |
豪ドル/円 | 92.205 | 93.695 | 92.093 | 93.610 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年12月9日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は米雇用統計を受け、大幅に反発。上値ターゲットとして、12月3日高値の103.40レベルや、5月22日高値の103.70レベルがあげられます。一方下値ターゲットとしては、日足・5日移動平均線が位置する102.50レベルや、日足・一目均衡表の転換線が位置する102.20レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 103.40 | 103.80 | 102.50 | 102.20 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は米ドル/円の上昇を受けつれ高となり、141円台に乗せる動きとなりました。上値では、心理的節目の142.00円台を捉えることができるかに注目が集まります。一方下値ターゲットとして、141.00レベルレベルや日足・5日移動平均線が位置する140.00レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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ユーロ/円 | 142.00 | 142.50 | 141.00 | 140.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は米ドル/円の上昇を受け再び93円台を回復。上値では94円台にしっかりとのせることができるかに注目が集まります。一方下値ターゲットとして、日足・一目均衡表の雲の上限が位置する93.70レベルや日足・25日移動平均線が位置する93.20レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 94.60 | 95.00 | 93.70 | 93.20 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年12月9日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年12月9日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 16:00 | (独)10月-貿易収支 | 183億ユーロ | 204億ユーロ |
★★ | 16:00 | (独)10月-経常収支 | 171億ユーロ | 197億ユーロ |
★★ | 20:00 | (独)10月-鉱工業生産(季節調整済/前月比) | 0.7% | -0.9% |
★ | 22:15 | (加)11月-住宅着工件数 | 19.5万件 | 19.83万件 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します