昨日(12月5日)の動向

東京市場では、日経平均株価が引け前に急落したことをきっかけに、米ドル売りが優勢となり、米ドル/円は一時101.85レベルまで下落しました。海外市場で、米ドル/円は続落。この日に発表された米新規失業保険申請件数や米GDPは市場の事前予想を上回る内容となったものの、市場の反応は限定的。NYダウの下落に反応して米ドル円は101.60レベルまで下げ幅を拡大しました。本日発表予定の米雇用統計を控え、価格調整による米ドル売りの動きも加わり上値の重い展開となりました。

12月5日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 102.355 102.44 101.614 101.773
ユーロ/円 139.123 139.561 138.465 139.064
豪ドル/円 92.400 92.615 91.9 92.244

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年12月6日)の展望

【米ドル/円】

本日は米雇用統計の内容を注視しながらの取引となりそうです。上値では、103円台を回復できるか注目です。103円台しっかりと上抜けてきた場合、5月22日高値の103.70レベルを意識しての値動きとなりそうです。一方、下値では昨日安値101円半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。同レベルを下抜けてきた場合、心理的節目100円台を意識しての値動きとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 102.50 103.50 101.50 101.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

139円台割れの水準では長い下ひげを伴いつつ下げ渋る展開となっています。上値では140円の大台を意識しての値動きとなりそうです。一方下値では昨日安値138円台半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 140.00 141.00 138.40 138.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は92円台を割り込むと一時91.80レベルまで下げ幅を拡大。下値では日足・100日移動平均線が位置する91.70レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。同レベルをしっかりと下抜けてきた場合、日足・一目均衡表の雲の下限が位置する91円台手前の水準を意識しての値動きとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 93.00 94.00 91.50 91.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年12月6日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年12月6日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 22:30 (米)11月-失業率 7.2% 7.3%
★★★ 22:30 (米)11月-非農業部門雇用者数(前日比) +18.5万人 +20.4万人
★★ 22;30 (加)11月-失業率 6.9% 6.9%
★★★ 23:55 (米)12月-ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 76.0 75.1
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します