昨日(12月2日)の動向

東京市場では、黒田日銀総裁が会見で「物価安定の持続に必要な時期まで量的・質的緩和継続」と発言すると、日経平均株価が下げ幅を縮小。米ドル/円・クロス/円は底堅く推移しました。海外市場では、米長期金利の上昇などを背景に米ドル/円は約半年ぶりに103円台まで上昇。その後も102円台後半レベルで底堅い動きとなりました。

12月2日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 102.467 103.128 102.231 102.934
ユーロ/円 139.228 139.703 139.022 139.386
豪ドル/円 93.513 94.020 93.714 93.361

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年12月3日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は103円10銭レベルまで上値を拡大。日経平均株価をはじめとした各国主要株価の動向を睨みながらの取引となりそうです。上値では今年5月22日につけた高値103.73レベルを意識しての値動きとなりそうです。一方、下値では102円の大台がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 103.75 104.00 102.00 101.50

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円は139円台で底堅い地合いを維持しています。上値では140円の大台をしっかりと上抜くことができるかが焦点となりそうです。下値では139円ちょうどがサポートラインと目されています。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 140.00 141.00 139.00 138.50

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪州・中国の経済指標の改善が好感され豪ドル/円は一時94円台まで上昇する場面が見られました。本日予定されているRBA政策金利発表に加え、声明文で豪ドル高への対策がどの程度示されるか大きく注目が集まっています。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 94.10 94.50 93.00 92.50

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年12月3日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年12月3日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 18:30 (英) 金融財政委員会議事録公表
★★ 18:30 (英) 11月-建設業PMI 59.0 59.4
★★ 19:00 (欧)10月-PPI -0.2% 0.1%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します