昨日(11月25日)の動向
東京市場では、週末にイランの核開発に関する合意が報道されたことが好感され、投資家のリスク選好が強まったことから日経平均株価が上昇。米ドル/円も7月8日の高値101.54円を上抜け、一時102円台乗せをうかがう展開となりました。海外市場では、米長期金利が低下したことや、10月米住宅販売保留指数が市場の事前予想を下回ったことなどを受け円売りの流れが一服し、米ドル/円は徐々に上値の重い展開となったものの下値も堅く、その後101円台半ばレベルでもみ合う展開となりました。
11月25日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 101.276 | 101.918 | 101.14 | 101.676 |
ユーロ/円 | 137.218 | 137.987 | 137.017 | 137.425 |
豪ドル/円 | 92.797 | 93.338 | 92.768 | 93.166 |
本日(2013年11月26日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は価格調整による円売り・米ドル買いにより上値が抑えられる場面が見られたものの、底堅い展開となっております。上値では心理的節目の102.00レベルを上抜けることができるかに注目が集まりそうです。一方、下値ターゲットとしては、昨日の安値101.10レベルやレジスタンスとして意識されていた9月11日高値100.60レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 102.00 | 102.30 | 101.10 | 100.60 |
【ユーロ/円】
ユーロ/円は、上値が重いものの米ドル/円の上昇により小幅につれ続伸。目先上値では、138.00台にしっかりと乗せることができるかに注目が集まります。同水準を上回った場合、2009年10月高値の138.50レベルを意識しての値動きとなりそうです。一方下値では節目の137.00レベルや、日足・5日移動平均線が位置する136.00円前半レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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ユーロ/円 | 138.00 | 138.50 | 137.00 | 136.20 |
【豪ドル/円】
豪ドル/円は、株価の上昇にサポートされ小幅反発。上値では、日足・一目均衡表の雲の上限が位置する93.50レベルや、日足・一目均衡表の基準線が位置する94.00レベルがあげられます。下値ターゲットとして、11月22日の安値92.50レベルや、11月13日安値92.30レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 93.50 | 94.00 | 92.50 | 92.30 |
本日(2013年11月26日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 22:30 | (米) 10月-住宅着工件数(季調済・年率) | - | 92.5万件 |
★★ | 22:30 | (米) 10月-建設許可件数(季調済・年率) | 93.0万件 | 93.5万件 |
★ | 23:00 | (米)・9月-S&P/ケースシラー総合-20(前年比) | 13.00% | 12.82% |
★ | 23:00 | (米)・9月-住宅価格指数(前月比) | 0.40% | 0.30% |
★★ | 24:00 | (米)・11月-消費者信頼感指数 | 72.40 | 71.20 |
★ | 24:00 | (米)・11月-リッチモンド連銀製造業景況指数 | 3.00 | 1.00 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します