米ドル/円、97円台で小幅な値動き

昨日（10月24日）の動向

東京市場では序盤、米国の量的緩和の長期化観測から米ドル/円は97円台前半レベルの上値の重い展開となりました。その後、中国10月HSBC製造業PMIが市場の事前予想を上回る結果となったことなどを受け、軟調だった日経平均株価が引けにかけて切り返すと、米ドル/円も97円台半ばまで上昇する動きとなりました。海外市場では、動意に乏しく97.前半レベルを中心に小幅な値動きとなりました。

10月24日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	97.353	97.615	97.173	97.298
ユーロ/円	134.12	134.79	133.885	134.272
豪ドル/円	93.654	94.352	93.176	93.612

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2013年10月25日）の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は上値の重い地合いを継続。下値では日足・200日移動平均線が位置する97.30円レベルがサポートとして機能するかを見極める場面にあるようです。同水準を割り込むと、今月安値96.55レベルを視野に捉えることとなりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	97.70	98.50	97.15	96.50

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では135円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方、下値では10月23日の安値133半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。なお、本日は独のIFO景気動向指数の発表が予定されています。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	134.50	135.00	133.50	133.00

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は引き続き中国人民銀行による金融引き締め観測を意識した展開となりそうです。上値では日足・200日移動平均が位置する94.70レベルが上値抵抗帯として位置しています。下値では93円の大台がサポートとなるかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	94.70	95.50	93.00	92.50

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年10月25日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2013年10月25日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★	17:00	独：IFO景気動向指数	104.5	104.2
★★	17:00	欧：マネーサプライM3	2.4%	2.3%
★★	17:30	英：GDP	0.8%	0.7%
★★	21:30	米：耐久財受注	2.1％	0.1％
★★	21:30	米：製造業受注	1.0％	1.5％
★★	22:55	米：ミシガン大学消費者信頼感指数	75.0	75.2
★	23:00	米：卸売在庫	0.3％	0.1％

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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