昨日(10月18日)の動向
米労働省が9月分の米雇用統計を10月22日に公表すると発表。この報道を受け東京市場で米ドル/円には98円台を挟んで小幅にもみ合う動きとなりました。海外市場では、米10年債利回りの低下が嫌気され、米ドル売りが一時優勢となり、米ドル/円は一時97円台半ばレベルまで下落。今後も量的緩和策の縮小を先送りするとの声も聞かれたことから上値が重い展開となり、97円台後半レベルでNYクローズを迎えました。
10月18日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 98.727 | 98.995 | 97.741 | 97.918 |
ユーロ/円 | 133.559 | 133.951 | 133.325 | 133.91 |
豪ドル/円 | 94.288 | 94.488 | 93.773 | 94.343 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(10月21日)の展望
【米ドル/円】
10月22日に米雇用統計の発表を控え、徐々に様子見ムードが広がりそうです。ただ、同指標発表を前に、ポジション調整などによる急な変動にも注意が必要です。上値ターゲットとして日足・100日移動平均線が位置する98円台半ばレベルがあげられます。一方、下値では日足・200日移動平均線が位置する97円台前半レベルがあげられます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 98.50 | 99.00 | 97.50 | 96.70 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
米量的緩和縮小が先送りになるとの観測が広がり、対米ドルでユーロを買う流れが徐々に進んでいます。上値では9月につけた高値135円レベルを意識しての値動きとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 134.20 | 135.00 | 133.00 | 132.60 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は引き続き日足・5日移動平均線をサポートに堅調な地合いを維持。上値では日足・200日移動平均電が位置する94.70レベルをしっかりと上抜けることが出来るかが焦点となりそうです。同ラインで上値を阻まれた場合における戻り売りにも注意を払いたいところです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 94.50 | 95.50 | 94.00 | 93.20 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(10月21日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★ | 15:00 | (独)9月PPI(前年比) | -0.5% | -0.7% |
★★ | 23:00 | (米)9月中古住宅販売件数 | 548万件 | 530万件 |
★★ | 23:00 | (米)9月中古住宅販売件数(前月比) | +1.7% | -3.3% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します