昨日(9月18日)の動向
東京市場では、FOMC結果発表を控えてアメリカの量的緩和策の規模縮小予想から米ドル/円は底堅い値動きとなりました。日経平均株価が14,600円台まで上昇したことも支えとなった模様です。海外市場ではFOMCが声明において、資産購入枠の維持を表明。予想外の発表を受けドル売りが急速に強まりました。米長期金利の急低下も嫌気され、米ドル/円は一時98円80銭レベルまで急落。一方で、対米ドルで大幅に買われたユーロ/米ドルは2月13日以来となる1.35台まで上昇しました。
9月18日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 99.124 | 99.335 | 97.762 | 97.900 |
ユーロ/円 | 132.388 | 132.671 | 131.871 | 132.397 |
豪ドル/円 | 92.727 | 93.366 | 92.42 | 93.210 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年9月19日)の展望
【米ドル/円】
緩和縮小観測が大幅に後退したことで、米ドル/円は先月末以来となる98円割れ、下値サポートラインと目されていた移動平均線150日線を下回ってまいりました。本日は米・新規失業保険申請件数や、米・中古住宅販売件数の発表が予定されており、発表内容を注視ながらの取引となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 98.70 | 99.30 | 97.50 | 99.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/米ドルの上昇がサポートとなり、ユーロ/円は底堅く推移しました。海外時間に発表される複数の米・経済指標の動向に加え、ユーロ/米ドルが1.35レベルを維持できるかにも注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 132.80 | 133.50 | 131.80 | 131.30 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/米ドルの上昇につれ高となった豪ドル/円は93円35銭レベルまで上昇。主だった豪州経済指標の発表はされていないことから、米ドル/円の動向を睨みながらの取引となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 92.80 | 93.80 | 91.70 | 91.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年9月19日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年9月19日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★ | 8:50 | 国内・8月貿易収支 | -1兆1138億円 | -1兆240億円 |
★★★ | 21:30 | 米・新規失業保険申請件数(前週分) | 525万件 | 539万件 |
★★★ | 23:00 | 米・8月中古住宅販売件数 | -2.6% | +6.5% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します