米・経済指標に注目

昨日（9月12日）の動向

東京市場では、発表された豪新規雇用者数が予想外のマイナスとなったことで豪ドル/円が発表前からおよそ一円急落し、ドル/円も牽引されるかたちで99円台前半へ下落しました。
その後は米新規失業保険申請件数が発表され、大幅な改善が見られたことからドル/円が一時買われたものの、米債利回り低下を背景とした短期筋による戻り売りにより相殺され下落。
一方で目立った材料はないものの為替オプションの公示価格決定後に短期筋によるドル買いが入り、ユーロ/ドルが1.32ドルから一時1.33ドル台へ大幅に上昇する場面もありました。

9月12日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	99.856	99.992	99.005	99.521
ユーロ/円	132.915	133.097	131.73	132.358
豪ドル/円	93.133	93.259	91.703	92.227

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2013年9月13日）の展望

【米ドル/円】

10日移動平均線がある99.50レベルを下回ったことから、ここをしっかりと回復できるか注目です。本日は小売売上高やミシガン大消費者態度指数の発表が予定されていることからここでショートカバーが入るか否か見極めたいところです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	99.90	100.50	99.00	98.50

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/ドルが堅調なことからドル/円の下落にもユーロ/円の下げ幅は軽微となっています。日足ボリンジャーバンド+1σがサポートとして機能するか注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	133.15	134.30	131.75	130.80

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

昨日の豪雇用統計悪化を背景に日足・一目均衡表の雲へ再び突入しました。直近サポートはボリンジャーバンド+1σの91.40あたりとなりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	93.50	94.20	91.40	89.60

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年9月13日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2013年9月13日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★★	21:30	米・小売売上高	0.5%	0.2%
★★★	21:30	米・PPI	0.1%	0.1%
★★★	22:55	米・ミシガン大学消費者態度指数（速報）	82	82.1
★★	23:00	米・企業在庫	0.2％	0％

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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