昨日(9月5日)の動向
東京市場では、日経平均株価の上昇と日銀が景気判断を上方修正したことなどを受け米ドル/円は99円90銭レベルまで上昇。海外市場では、米長期金利が2年2カ月ぶりの水準まで上昇したことが好感されたほか、この日に発表された米ISM製造業景気指数が市場の事前予想を大幅に上回る結果となったことも追い風となり、米ドル/円は7月25日以来となる100円台を回復。その後、米国8月の雇用統計の発表を今週末に控え、徐々に様子見ムードが広がったものの、100円台前半レベルで底堅い展開となりました。
9月5日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 99.730 | 100.181 | 99.565 | 100.108 |
ユーロ/円 | 131.705 | 132.144 | 131.022 | 131.321 |
豪ドル/円 | 91.431 | 91.578 | 91.031 | 91.361 |
米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)
米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)
米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)
本日(2013年9月6日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は昨日100円19銭レベルまで上値を拡大。目先上値のターゲットとして、7月25日に記録した高値100円45銭レベルがあげられます。本日は米雇用統計の発表までは様子見から値動きの乏しい展開となりそうです。ただし、発表直後、大きく動く可能性もあり注意を払いたいところです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 100.50 | 100.85 | 99.00 | 98.40 |
【ユーロ/円】
ECB政策金利発表後に行われたECBドラギ総裁の記者会見では、期待されていた景気見通しの引き上げがなかったことからユーロが米ドルに対して急落。ユーロ/円もやや水準を切り下げる展開となりました。米ドル/円が上昇したことから底堅さもうかがえますが、ユーロ/米ドルが移動平均線100日線のサポートラインを下回って来ており、動向を注視しておきたいところです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 132.00 | 132.50 | 130.50 | 129.80 |
【豪ドル/円】
豪州貿易収支の結果が弱い数字だったことから豪ドル/円はやや伸び悩む展開となりました。本日は豪州の主だった指標の発表は予定されておらず、米ドル/円の動向を睨んだ取引となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 92.00 | 93.30 | 90.50 | 90.00 |
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年9月6日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年9月6日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★★ | 21:30 | 米・8月非農業部門雇用者数変化(前月比) | 18.0万人 | 16.2万人 |
★★★ | 21:30 | 米・失業率 | 7.4% | 7.4% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します