昨日(9月4日)の動向

東京市場では、日経平均株価が8月14日以来となる14,000円台まで上昇したことが好感され、米ドル/円は一時99円80銭レベルまで上昇。海外市場でもNYダウが上値を拡大したことや、米長期金利の上昇を受け米ドル/円は99円台半ばから後半レベルで底堅い動きとなりました。米ドル/円はもう一段上値を試したいムードの中、今週末9月6日には米雇用統計の発表を控えており、現時点で一方的にポジションを取りずらいとの指摘も聞かれました。

9月4日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 99.553 99.810 99.299 99.717
ユーロ/円 131.128 131.82 130.809 131.709
豪ドル/円 90.185 91.562 89.985 91.479

米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)

ユーロ/円 1時間チャート

米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年9月5日)の展望

【米ドル/円】

100円の大台前後では、輸出企業や短期筋のどの米ドル売りオーダーが観測されており米ドルの頭を抑える一方、株高と米債券利回り上昇を追い風に米ドル/円は徐々に水準を切り上げてきています。本日NY時間には、米8月のADP雇用統計や新規失業保険申請件数の発表が予定されており、内容を見極めながらの値動きとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 100.00 100.50 99.00 98.40

【ユーロ/円】

ユーロ/円は米ドル/円の上昇につれ高となり、131円台後半レベルまで値を上げました。本日はECBの政策金利発表後、ドラギ総裁の記者会見が予定されており、今後の景気見通しについての発言に注目が集まっています。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 132.00 132.50 130.50 129.80

【豪ドル/円】

昨日発表された豪州GDPが市場の事前予想を上回ったことなどが好感され、豪ドル/円は91円50銭レベルまで上値を拡大。本日は豪7月の貿易収支の発表が予定されており、指標結果を注視しながらの取引となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 92.00 93.30 90.50 90.00
  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年9月5日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年9月5日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 10:30 豪・7月貿易収支 1.00億豪ドル 6.02億豪ドル
★★★ 20:00 イングランド銀行(BOE)金利発表 0.50% 0.50%
★★★ 20:45 欧州中央銀行(ECB)政策金利 0.50% 0.50%
★★★ 21:15 米・8月ADP雇用統計 18万人 20万人
★★ 21:30 米新規失業保険申請件数 33.0万件 33.1万件
★★★ 時間未定 日銀金融政策決定会合
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します