弱い米住宅指標受け一時反落も、底堅い動き継続

昨日（8月23日）の動向

QE早期縮小期待を背景とした米長期金利の上昇を観測から、米ドル/円は底堅く推移。東京市場では、日経平均株価が上昇し、前日比で一時400円超の水準まで上げ幅を拡大。為替市場ではリスク選好の円売りが進行し、米ドル/円は99円台に乗せ、その後同水準を挟んでもみ合う動きとなりました。米国市場で、米ドル/円は一時軟調に推移。米7月新築住宅販売件数が市場の事前予想の48.7万件に対し結果39.4万件となり、市場予想より弱い内容が示されたことが嫌気され、米ドル/円は99円台前半レベルから98.38円レベルまで下落。ただ、その後は持ち直し、98円台半ばレベルでもみ合う動きとなりました。

8月23日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	98.699	99.152	98.387	98.724
ユーロ/円	131.799	132.426	131.778	132.072
豪ドル/円	88.899	89.409	88.875	89.073

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2013年8月26日）の展望

【米ドル/円】

5月22日の高値103.70レベルと7月8日の高値101.50レベルをを結んだ三角保ち合いの上限は99.00レベルに位置しており、同レベルをしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。なお、同水準には日足・100日移動平均線が位置しており、99円台手前で上値を抑えられた場合における戻り売りのリスクにも注意を払いたいところです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	99.20	99.70	98.30	97.60

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円は上限132.80レベルと下限127.80レベルと約5円のレンジに収まる動きとなっています。上値ではレンジ圏の上限132.80レベルを上抜けることができるかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	132.50	133.00	131.50	130.80

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では90円台再トライとなり同水準にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。ただし、90円台に乗せきれなかった場合においては再び戻り売りが進行する可能性もあるため注意を払いたい場面です。

 

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	89.40	90.00	88.60	87.40

 

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年8月26日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2013年8月26日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★	21:30	米：耐久財受注	-3.6%	-4.2%

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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