昨日(8月22日)の動向
東京市場では米量的緩和の縮小観測を背景とした米金利上昇で米ドル買いが優勢となりました。米10年債利回りが上昇し、2011年7月以来の2.9%台を回復したことが米ドルの支援材料となり米ドル/円を下支え。米ドル/円は98円前半レベルで底堅い動きとなりました。海外市場では、NYダウ平均株価が堅調な動きとなっていたため、ドル円は98円70銭レベルで底堅い動きとなりました。
8月22日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 97.596 | 98.805 | 97.577 | 98.701 |
ユーロ/円 | 130.311 | 131.952 | 130.282 | 131.82 |
豪ドル/円 | 87.555 | 89.193 | 87.395 | 88.906 |
米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)
米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)
米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)
本日(2013年8月23日)の展望
【米ドル/円】
昨日米ドル/円は目先の節目98円台を上抜ける動きとなりました。現在米ドル/円は日足・三角保ち合いを形成しているもよう。5月22日の高値103.70レベルと7月8日の高値101.50レベルをを結んだ三角保ち合いの上限は99.00レベルに位置しており、同レベルをしっかりと上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方99円台にしっかりと乗せきれなかった場合における戻り売りのリスクにも注意を払いたいところです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 99.00 | 99.70 | 98.00 | 97.20 |
【ユーロ/円】
ユーロ/円は昨日の上昇により、目先節目131台に乗せる動きとなりました。ユーロ/円は上限132.80レベルと下限127.80レベルと約5円のレンジに収まる動きとなっています。上値ではレンジ圏の上限132.80レベルを上抜けることができるかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 132.50 | 133.00 | 131.00 | 130.50 |
【豪ドル/円】
豪ドル/円は90円台乗せに失敗したのち、一時88円台を割り込む水準まで下落。その後再び切り返す動きとなっています。上値では90円台再トライとなり同水準にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。ただし、90円台に乗せきれなかった場合においては再び戻り売りが進行する可能性もあるため注意を払いたい場面です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 89.30 | 90.00 | 88.50 | 88.00 |
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年8月23日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年8月23日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 15:00 | 独:Q2GDP(確報値) | 0.7% | 0.7% |
★★ | 17:30 | 英:Q2GDP(速報値) | 0.6% | 0.6% |
★★ | 21:30 | 英:CPIコア | 1.5% | 1.3% |
★★ | 23:00 | 米:新築住宅販売件数 | 48.7万件 | 49.7万件 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します