昨日(8月16日)の動向

先週末の外為市場は、方向性の見えにくい展開が続きました。
東京市場では、底堅さを示す展開となりました。米ドル/円は東京時間朝方97.05円レベルまで売り込まれたものの、前日安値97.00円レベルでは底値を拾う動きが優勢となり、97.75円レベルまで反発。しかし日経平均株価が大引けにかけて再び下落したことからリスク選好などによる円売りも限定的なものにとどまりました。海外市場で発表された米7月の住宅着工件数が市場の事前予想より弱い内容となったことなどを受け、米ドル/円は再度下押しする動きとなったものの、もう一段円買を買い進めるには材料が足らず、その後持ち直し97円台半ばレベルでもみ合う動きとなりました。

 

8月16日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 98.081 98.649 97.048 97.371
ユーロ/円 130.017 130.723 129.42 129.959
豪ドル/円 89.471 90.76 88.728 89.003

米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)

ユーロ/円 1時間チャート

米ドル/円 日足チャート(2013年5月13日~9月27日)

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年8月19日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円はここ数日95円台後半レベルから98円台後半のレンジ内の取引となっています。本日は米国の主だった経済指標の発表が予定されていないため各国主要株価の動向などを注視しての取引となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 98.40 99.00 97.50 97.00

【ユーロ/円】

ユーロは対米ドルで底堅い値動きとなるものの、1.34台手前で上値を抑えられる展開となっています。ユーロ/米ドルが直近レジスタンスとなる1.34台をしっかりと上抜ける展開となった場合、ユーロ買いもう一段進行する可能性があり、その場合においてユーロ/円も上値を試す展開となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 130.50 131.00 129.30 128.60

【豪ドル/円】

豪ドル/円は徐々に上値を拡大する展開となっています。上値では目先節目となる90円台に乗せきることができるかが焦点となりそうです。ただし90円台付近では売り圧力が強まりそうなため、戻り売りの動きにも合わせて注意を払いたい場面です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 89.50 90.00 88.00 87.00
  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年8月19日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年8月19日)の主な指標

重要な経済指標の発表はありません。