昨日(7月22日)の動向
先週末の参議院選挙での自公圧勝を市場はすでに織り込んでいたため、円ショートを手仕舞う動きが優勢となり、米ドル円は東京市場序盤100円台を割り込むと99円円台半ばレベルまで下落する動きとなりました。欧州市場では、欧州通貨の上昇を主体に米ドル売りが優勢となりました。NY市場に入ってもこうした流れが続き、米6月中古住宅販売件数が市場の事前予想を下回下回ると、米ドル売りが強まり、米ドル/円は一時99円台前半レベルまで下げる展開となりました。その後は材料難から99円台半ばレベルでもみ合う動きとなりました。
7月22日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 100.392 | 100.613 | 99.285 | 99.625 |
ユーロ/円 | 131.823 | 132.209 | 131.151 | 131.36 |
豪ドル/円 | 92.17 | 92.18 | 92.021 | 92.074 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年7月23日)の展望
【米ドル/円】
重要イベントを終え、市場は次の材料を模索。東京市場では主だった材料も無いことから株価動向等を眺めながらの取引となりそうです。なお本日NY市場では東京時間22:00時に米・住宅価格指数、23:00時にはリッチモンド連銀製造業景況指数等の経済指標が控えています。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 100.80 | 101.00 | 99.00 | 98.60 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は132円台では売り圧力が強く同水準に乗せきることが出来るかが焦点となりそうです。ユーロが対米ドルに対して上値を試す展開となれば、ユーロ/円もつられて上値を拡大する可能性もあるため、ユーロ/米ドルの動きにも注意を払いたい場面です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 132.00 | 132.80 | 131.00 | 129.80 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は6日続けての日足・陽線引けと底堅い動きとなっています。豪ドルが対米ドルで0.93ドルをしっかりと超えることが出来れば豪ドル/円も上値を試す展開となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 92.80 | 93.15 | 91.70 | 91.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年7月23日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年7月23日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 21:30 | 加:4月小売売上高(前月比) | 0.4% | 0.1% |
★★ | 22:00 | 米:5月住宅価格指数(前月比) | 0.8% | 0.7% |
★ | 23:00 | 米:7月リッチモンド連銀製造業景況指数 | 10 | 8 |
★ | 23:00 | 欧:7月消費者信頼感指数<速報値> | -18.3 | -18.8 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します