昨日(7月19日)の動向
19日の為替市場は参院選を控えて神経質な動きとなりました。
東京市場では、日経平均株価の上昇やバーナンキFRB議長による議会証言を無事終えたことで安心感から序盤円売りが先行しました。
しかしながら、その後週末に控える参院選を前にポジション調整の動きから利益確定売りが持ち込まれ、米ドル/円は100円台後半レベルから一時100円を割り込む動きとなりました。NY市場では材料に乏しい中、100円台の半ばから後半レベルでもみ合う動きとなりました。
7月19日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 100.409 | 100.862 | 99.809 | 100.588 |
ユーロ/円 | 131.638 | 132.179 | 131.21 | 132.179 |
豪ドル/円 | 92.065 | 92.552 | 91.593 | 92.335 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年7月22日)の展望
【米ドル/円】
参院選は自民党の圧勝を既に織り込んでいたことから、週明け東京市場では利益確定の売りが先行し米ドル/円は一時100円台を割り込む動きとなりました。今後は、株価の動向を眺めながらの取引となりそうです。目先では日足・75日移動平均線が米ドル/円の下支えとして寄与しており同ラインに支えられるかたちで緩やかに上昇となるかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 100.86 | 101.53 | 99.25 | 98.90 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
自民党圧勝による円売り圧力から米ドル/円の上昇次第では、5月以来の133円台を視野に捉えるか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 132.25 | 132.88 | 131.00 | 129.80 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
中国人民銀行による下限金利撤廃発表が、豪ドルのサポート要因として寄与しそうです。日足200日移動平均線も93円台へと緩やかに上昇してきており、同ラインをしっかりと上抜けることが出来れば、今後は豪ドル/円強力なサポートラインとして機能しそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 92.80 | 93.15 | 91.70 | 91.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年7月22日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年7月22日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 23:00 | 米・中古住宅販売件数 | 525万件 | 518万件 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します