昨日(7月17日)の動向
昨日の東京市場は積極的な値動きは見られず、ポジション調整を中心とした小幅な値動きとなりました。欧州市場では、堅調な欧州株を背景に、リスクオンから円を売る動きが優勢となり、米ドル/円は99円後半まで上昇。米ドル/円の上昇につられ、ユーロ/円は6月5日以来の高値となる131.35円レベルまで上昇し、豪ドル/円は91.45円レベルを安値に92.17円レベルまで上昇する展開となりました。NY市場では弱い米住宅関連指標を受け99.04円レベルまで下落。その後は、バーナンキFRB議長の議会証言を受け米金融政策に対する見方を巡る動き交錯しがドルが上下振れる動きとなりました。
7月17日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 99.135 | 99.944 | 99.038 | 99.572 |
ユーロ/円 | 130.428 | 131.359 | 130.282 | 130.671 |
豪ドル/円 | 91.701 | 92.179 | 91.455 | 91.977 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年7月18日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は100円台を上抜け、維持できるかに焦点が集まりそうです。本日は新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業景況指数などの経済指標が控えているほか、日本時間23:30頃に予定されているバーナンキFRB議長講演に注目が集まりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 100.00 | 100.60 | 98.30 | 97.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
昨日131円台に乗せる動きとなりましたが、上値の重い展開が予想されます。上値では132円台をしっかりと超えること出来るかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 131.00 | 132.00 | 128.50 | 128.10 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドルは対円、対ドル双方で底堅い値動きとなっています。上値では93円台を超えることができるかに注目が集まります。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 92.00 | 93.00 | 91.00 | 90.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年7月18日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年7月18日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 21:30 | 米:新規失業保険申請件数 | +34.5万件 | +36.0万件 |
★★ | 21:30 | 米:失業保険継続受給者数 | 295.7万人 | 297.7万人 |
★★ | 23:00 | 米:フィラデルフィア連銀製造業景況指数 | 8 | 12.5 |
★★★ | 23:30 | 米:バーナンキFRB議長講演 | - | - |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します