2024年1月時点の、エリア別ポートフォリオを解説!
1月の米国株は、「サンタクロースラリー」(米国で年末の5営業日から新年の第2営業日にかけて株価が上昇しやすい現象)が不発に終わり、かつ最初の5営業日がマイナスとなり、不穏なスタートとなりました。しかし、調整は短時間で終了し、中旬からは力強い上昇で新高値ブレイク!
1957年以降はS&P500が1年以上新高値が更新されず、その後更新した場合、1年後は13回中12回上昇し、平均+11.8%、中央値+13.3%です。
また、世界中でも日本株が絶好調で、この連載でも少額ですが、日経平均株価連動投信を保有しており、恩恵をこうむりました。
多様なデータの過去実績では、2024年内は堅調な可能性が高いので、引き続き米国株をコツコツ積み増しています。
2024年1月時点の、タイプ別ポートフォリオを解説!
米国の機関投資家は依然としてエヌビディア(NVDA)、マイクロソフト(MSFT)、アルファベット(GOOGL)、メタ・プラットフォームズ(META)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、アップル(AAPL)などのメガテック企業をアンダーウエートにしています。
いわゆる「マグニフィセント・セブン」(景気に大きな影響を及ぼす主要7銘柄:GAFAM、テスラ、エヌビディア)などは、機関投資家のポジションが軽く、金利が高止まったとしても頑健な財務健全性があるので、意外に今年も堅調かも…と考えています。日本株も日経平均の4万円突破の可能性があり、インフレの状況ではバリュー関連にも妙味があると考えています。