3.たけびし(7510)
たけびし(7510)は三菱電機系の産業用電機・電子機器を取り扱う技術商社です。
100株保有で9月・3月末に1,000円分のクオカードが贈呈されます。
株価は1,778円ですので、投資金額17万7,800円(100株)で年間2,000円分のクオカードがもらえます。
同社は半導体関連や医療機器分野の成長が続いており、2023年3月期に続いて今期2024年3月期も過去最高益の更新と増配を予定していて、業績は好調そのもの。
株価も順調な上昇が続いていますが、PBRはいまだ0.8倍台です。
これまで3期連続で増配を続けて今期の予想配当利回りが3.26%に達するなど、株主還元に積極的な姿勢も好感度大です。
金券優待の場合、もらえる金券の額だけにこだわるのではなく、配当利回りの高さや好業績、株主還元に対する積極性といった点にも注目したほうが、株価の上昇に期待できる銘柄を探すことができます。
![](/mwimgs/7/5/-/img_75a415de8f8fe96b6ad254099f55d33444192.jpg)
4.ナフコ(2790)
ナフコ(2790)は中国地方を地盤とする家具用品の「ツー・ワン・スタイル(TWO-ONE STYLE)」とホームセンター「ナフコ」を運営する小売企業。
100株保有で9月末にUCギフト券500円分、3月末に同1,000円分が贈呈されます。
3月末のUCギフト券は、同社の店舗で利用できるナフコ買物券2,000円分に変更も可能です。
100株購入に18万5,600円の資金が必要ですが、年間1,500円分のUCギフト券がもらえるので満足感も高め。
同社の業績は堅調で、今2024年3月期は2円増配の1株当たり58円の株主配当を予定しており、配当利回りは3.13%に達しています。
PBRは実に0.3倍台と、同社が保有する純資産に対して株価は非常に割安です。
そのため、大株主の中には、株価が割安な企業の株を買い集める外資系ファンドも名を連ねており、その動向次第では同社がより積極的な株主還元策を導入する可能性も考えられます。
そんな情勢を反映して、2023年に入って株価も上昇傾向で推移しています。
![](/mwimgs/e/c/-/img_ece74d4d85750491e5f264463ad6644c37109.jpg)
5.TOKAIホールディングス(3167)
東海地盤のLPガス供給会社で、水の宅配事業のほか、ケーブルTVやモバイルショップ運営会社を子会社に持つTOKAIホールディングス(3167)は、アクア(お水)優待が人気の9月優待株ですが、クオカードも優待品として選択可能です。
100株保有で9月・3月末にクオカード500円分のほか、「富士の天然水さらり」500㎖×12本もしくは2,080円相当の「おいしい水の宅配便」12ℓボトル、グループレストラン食事券1,000円分など5つのコースから優待品を選択可能です。
投資金額が9万700円(100株)と10万円を切っているのに、年間1,000円分のクオカードがもらえて、しかも、別の優待品も選択できるので、かなりおトク感の高い金券優待といえるでしょう。
今期2024年3月期の予想配当利回りも3.53%と高くなっています。
LPガスの供給という安定収益源に加えて、法人向けクラウドや通信インフラ設備事業などでは関西圏への進出にも力を入れており、業績面にもあまり不安要素がありません。
クオカード以外にお水、食事券など5コースから選べるため、長期保有して半年ごとに気分を変えて優待品を選ぶといった楽しみ方ができる点も魅力といえるでしょう。
![](/mwimgs/0/2/-/img_02583b159bcf0862d0db28ed9ef1fe0345104.jpg)