2023年1月の保有投資信託~騰落率ベスト10
2023年1月1日から1月31日までに新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は、国債や社債以外の株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(リート:不動産投資信託)など、全て購入できるので、つみたてNISAで買えるもの、iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)で買えるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!
*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。
騰落率:32.43%
どんなファンド?
中国のテック企業を中心としたFactSet ATMX+指数の2倍の値動きを目指す投信です。為替ヘッジ付きなので、円高・円安の影響は受けません。
ヘッジ・レバレッジをかけるコストが発生するので、日本と中国の短期金利差が大きかったり、中国の金利が高かったりする状況だと不利になります。
組入上位銘柄は、Trip.com(米国の企業を中国が買収し、ホテルや航空券の予約サービスを行う企業)、シャオミ(スマホメーカーとして創業、現在は総合家電メーカー)、JD.com(中国EC市場シェア2位のWebサービス会社)、アリババ、ネットイース(オンラインサービスを提供するIT企業。ゲームでは中国第2位のシェア)、NIO(中国の新興EVメーカー御三家の一つ)、テンセント(中国大手のIT・ネットサービス企業)、メイトゥアン(「食と生活」に関するサービスをスマホアプリ上で提供する新興IT企業)、バイドゥ(中国で最大の検索エンジンを提供するIT大手)、リ・オート(中国新興EVメーカーの「御三家」の一つ)です。
まつのすけコメント
1月は3カ月連続で、中国のハイテク企業の株価が大きく上昇しています。昨年は戦慄的な下落があり、ここ数カ月は大幅上昇で、高いボラティリティとなっています。
騰落率:31.75%
どんなファンド?
日々の基準価額の値動きがNYSE FANG+指数(米ドルベース)の2倍程度のレバレッジ投信で、為替ヘッジがあります。組み入れ銘柄は、アップル、Amazon.com、メタ・プラットフォームズ(FacebookやInstagram)、アルファベット(Google)、ネットフリックス、エヌビディア(半導体大手)、テスラ、マイクロソフト、AMD(半導体大手)、スノーフレイク(急成長中の新興クラウド企業)です。
まつのすけコメント
NYSE FANG+指数は、次世代テクノロジーをベースに、グローバルな現代社会で人々の生活に大きな影響を持ち、高い知名度を有する米国上場企業に等金額投資したユニークな株価指数です。値動きはNASDAQ総合指数よりさらに荒い傾向にあり、ハイリスク・ハイリターンの傾向となっています。
騰落率:16.82%
どんなファンド?
日々の基準価額の値動きがNASDAQ-100指数(米ドルベース)の2倍程度のレバレッジ投信で、為替ヘッジがあります。組み入れ上位銘柄は、マイクロソフト、アップル、Amazon.com、アルファベット(Google)、エヌビディア、テスラ、メタ・プラットフォームズ(FacebookやInstagram)、ASMLホールディング(半導体大手)、ペプシコです。
まつのすけコメント
2022年はFRBが強烈な金融引き締めを行ったことで、NASDAQ-100はバリュー株に大きく劣後しました。しかし、1月は大幅なリバウンド。これが一過性のものなのか、それとも潮目が変わったのかに注目です。
騰落率:14.40%
どんなファンド?
NYSE FANG+指数(円ベース)の動きに連動する投信インデックス投信で、組入銘柄は、当月の騰落率2位の「iFreeレバレッジ ATMX+」と同一です。
まつのすけコメント
12月にはアリババとバイドゥを除外し、新たにAMDとスノーフレイクが組み入れられました。中国色が消滅し、グローバル企業の米国株価指数となっており、今後の動向に注目しています。
騰落率:14.08%
どんなファンド?
「ATMX+インデックス・マザーファンド」を通じて、香港の株式(DR[預託証券]を含む)に投資し、投資成果を「FactSet ATMX+指数(円ベース)」の動きに連動させることを目指して運用するインデックス投信です。
為替ヘッジはないので、円高になるほど不利になります。逆に円安になると有利です。組入銘柄は一つ上の投信と同様となっています。
まつのすけコメント
1月も円は中国人民元などに対しても緩やかな円高傾向となり、為替ヘッジ付の投資信託と比較すると劣後する結果となりました。
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