成長株が面白い時代に

 21世紀になり、第4次産業革命といわれる経済の構造変化が急速に進んでいます。これに伴い、小型株から高成長企業がたくさん現れる時代になると思います。

 古いビジネスモデルにとらわれている大企業が衰退する中、創業10~20年で30~40歳代の若い創業社長が率いるユニ-クな企業が、急成長する時代になっています。

 日本には、残念ながら米国のGAFAM(グーグル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック<現メタ・プラットフォームズ>、アップル、マイクロソフト)のような世界のITインフラを支配する巨大成長企業は出てきていません。

 それでも、ユニークなサービスで成長するニッチ企業はたくさん出ています。これから、世界中でAI(人工知能)・IoT(モノのインターネット化)・5G(第5世代移動体通信)・サービスロボットの活用が加速するにつれて、日本でも業歴の若いベンチャー企業からたくさんの成長企業が出ると思います。