「ドル高」修正強まれば、リベンジ本格化か

 こうした、「まし」をよしとするムードが続けば、「ドル安・金(ゴールド)をはじめとしたコモディティ高」が続く可能性があります。金(ゴールド)においては、「反撃の狼煙」がより高く上がる可能性があります。(短期的には1,800ドル回復もあるか)

 くしくも、先月の「金(ゴールド)復活は11月上旬!?」で、「ドル」の動向次第では、短期視点の反発が起きる可能性がある(特に金(ゴールド)は)と考えます、とした点が、現実のものになりつつあります。

図:NY金(ゴールド)先物の推移 単位:ドル/トロイオンス

出所:ブルームバーグのデータより筆者作成

 引き続き、市場がどれだけ「まし」を重要視するか(市場の金利見通しと各種経済指標が示す実態にどれだけ差が生じるか、3倍速でない利上げを市場がどれだけ好感するか)、ドルの動向、そしてこれらから影響を受ける金(ゴールド)相場の動向に、注目したいと思います。

[参考]貴金属関連の具体的な投資商品例

※級は筆者の主観

初級:純金積立、投資信託(当社では、楽天ポイントで投資信託を購入することが可能)

純金積立・スポット購入
ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)
ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり)
三菱UFJ 純金ファンド
UBSゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)

中級:関連ETF、関連個別株

SPDRゴールド・シェア(1326)
NF金価格連動型上場投資信託(1328)
純金上場信託(金の果実)(1540)
NN金先物ダブルブルETN(2036)
NN金先物ベアETN(2037)
SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM)
iシェアーズ ゴールド・トラスト(IAU)
ヴァンエック・金鉱株ETF(GDX)
バリック・ゴールド(GOLD)
アングロゴールド・アシャンティ(AU)
アグニコ・イーグル・マインズ(AEM)
フランコネバダ・コーポレーション(FNV)
ゴールド・フィールズ(GFI)

上級:商品先物、CFD

国内商品先物
海外商品先物
商品CFD