※このレポートは、YouTube動画で視聴いただくこともできます。
著者の窪田真之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
景気悪い方が良い?米国株:雇用好調で売られる どうなる日経平均?

ナスダック反発で上昇の日経平均、ナスダック反落で下落か

 10月最初の週(10月3~7日)の日経平均株価は1週間で1,178円上昇して2万7,116円となりました。3日発表の米ISM製造業景況指数が予想以上の低下となったことを受けて「金融引き締め(利上げ)が鈍化する」期待が出て米国株が反発した流れから、日経平均にも外国人と見られる買い戻しが増えました。

 ただし、7日に発表された米雇用統計が予想以上に強かったことから、金融引き締め(大幅利上げ)が続く懸念が広がり、週末にかけて米国株は急落しました。その流れを受けて、今週の日経平均は反落が予想されます。

ナスダック・日経平均比較:2019年12月末~2022年10月7日

出所:2019年末を100として指数化、QUICKより楽天証券経済研究所が作成