東証マザーズ指数に底入れの兆し

 旧東証マザーズ株には、小型グロース株の候補が多数あります(2022年4月の東証再編後はほぼ全て東証グロース市場上場株となっている)。ただ、旧マザーズ株は、上げる時も下げる時も一方通行で大きく変動する傾向があります。

 2020年のグロース相場では、東証マザーズ指数が短期的に2倍以上に急騰しました。ところが、バリュー相場に転換した2021年以降は、一転して暴落しました。

 ただ、小型グロース株への投資をそろそろ再開しても良いと思います。東証マザーズ指数【注】を見ると、以下の通り少し底入れの兆しがあります。

【注】東証マザーズ指数
 今年4月の東証再編で東証マザーズ市場は無くなったが、旧東証マザーズ上場株を対象に、東証マザーズ指数の公表は続けられている。指数構成銘柄は来年10月までに東証グロース市場に上場する時価総額上位250銘柄に入れ替えられていく予定となっている。

東証マザーズ指数の週足:2020年10月1日~2022年8月24日

出所:楽天証券MSⅡより作成