2022年3月中に買った&売った銘柄

 ポイント投資で保有している銘柄のうち、3月中に売ったり、ポイントで買い足したりした銘柄とその理由を解説します! 

売った銘柄

 好成績の欄で解説した株式以外で売却した銘柄は以下のとおりです。

▼【ETF】
日経ダブルインバース(1357)

 月の途中、日経平均が下落すると大きな利益を得られる2倍インバースETFを売買しました。

▼【投資信託】
楽天レバレッジNASDAQ-100(レバナス)
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)
キャピタル世界株式ファンド

 実際にレバナスを保有してみた感想としては、レバレッジ型の商品は、売りたくなったら思い切りよく売却できるのがいいところだなと感じました。投信は注文から約定までタイムラグがあるので、最初に述べた「米国の各種2~3倍ブルETF」を残して、レバナスは売却しました。

 その他、買った時期が悪かった3本の投資信託が、損切りラインの▲10%に到達したので、機械的に損切りを実行。世界株式、S&P500、全米株式などであれば損切りは不要だと思いますが、アクティブ投信は僕が原則として決めているルール通り、売却しました。

▼【株式】
マネーフォワード(3994)
ブリッジインターナショナル(7039)
アイフル(8515)
ヤマダホールディングス(9831)

 マネーフォワードはグロース株のリバウンドが終了したのでクローズし、その他も日本株市場の雰囲気が悪くなったので撤退。ブリッジインターナショナルとアイフルは、市場の下落が止まって反発し始めてから買い戻しました。

トヨタ自動車(7203)
イオンフィナンシャルサービス(8570)
オリックス(8591)

 これら3銘柄はファンダメンタルズが良好なのに、市況に引きずられて大幅下落したので、下落が止まって反発してから購入し、下旬に「利食い千人力」(投資の利益は確定しない限り実際の利益にならない、だから欲張らずに早めの利益確定をすべし、という格言)の観点で利益確定しました。

 トヨタ自動車は円安が強力な追い風になるので、状況を見て買い戻しを検討する予定です。

▼【米国株】
D.R.ホートン(DHI)
グローバルX AIビッグデータ ETF(AIQ)
ロブロックス(RBLX)
マルケタ(MQ)
ユニティー・ソフトウェア(U)

 持っていた米国株のうち、以上を他の銘柄に乗り換えるために売却しました。ハイテクETFのDirexion デイリー テクノロジー株 ブル 3倍 ETF(TECL)Direxion デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ブル3倍 ETF(WEBL)を保有しており、ハイパーグロース株はクラウドストライク(CRWD)を保有中です。

 これらの株価が堅調でハイテク株の保有ウエートが膨らみすぎていたので、売却して調整しました。

買った銘柄

 これまで述べたもの以外で購入した銘柄について解説します。

▼【ETF】
東証マザーズETF(2516)

 ダブルボトム**のようなチャートになったところで購入。FRB(米連邦準備制度理事会)の金融引締めスタンスの悪影響を直撃していますが、もうそろそろ織り込まれており、NASDAQが戻ったら旧東証マザーズ指数も戻る可能性があると考えます。

**ダブルボトムとは:株価が底値近くまで下落⇒上昇⇒また底値近くまで下落⇒上昇、という、「W」のような形のチャート図。これが見られると、底を打って上昇トレンドに入るシグナルとなる可能性が高いことで知られています。

▼【株式】
三井倉庫ホールディングス(9302)

 倉庫の最大手企業であり、国内外で総合物流事業を展開しています。業績は好調なのに不思議なほど株価が下落したので、止まったところで押し目買いしました。割安感があり、バリュー投資の観点で魅力が高いと考えています。

▼【米国株】
デルタ航空(DAL)
カーニバル(CCL)
ハワイアン・ホールディングス(HA)
エネルギー・セレクト・セクター SPDR ファンド(XLE)

 ロシアのウクライナ侵攻が世界的な戦争に発展するリスクは低下したと考えて、航空・クルーズ船の企業の株式を買い戻しました。コロナウイルスもそろそろ収束することを期待し、HAは初めて購入しています。また、少しはエネルギー関連企業の株式を持っておきたいと考えて、手っ取り早いETFを購入しました。