2022年3月の概況&好成績銘柄TOP3!

 実は、今月中旬まで景気が悪く、大幅マイナスになってしまい、「4月に達成報告するのは無理かな……」と弱気になっていたのですが、3月中旬から猛烈なリバウンド相場となり、あれよあれよという間に盛り返して、トータルでは大幅なプラスとなりました。

 米国株については円安も追い風に。なお、米国の中間選挙年の季節特性では、4月中旬~5月にピークアウトして、6~9月まで軟調な傾向にあるので、4月の半ばからは警戒モードに入ります。それまでに米国株の上昇波に乗れたのも達成理由の一つですね。

 株式で成績が良かったのは、以下3銘柄です。

米国の各種2~3倍ブルETF
騰落率: 最大54.69%
 保有&新規購入のレバレッジETF(上場投資信託)*が好調でした。

 Direxion デイリー CSI中国インターネット指数株 ブル 2倍 ETF(CWEB)が+54.69%、Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF(SOXL)が+37.25%、Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF(SPXL)の既保有分が+23.65%で、Direxion デイリー テクノロジー株 ブル 3倍 ETF(TECL)Direxion デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ブル3倍 ETF(WEBL)も好調。

 レバレッジETFは暴落時に大打撃を被り、ボックス相場で減価しますが、好調時は大幅プラスとなり、ハイリスク・ハイリターンとなる商品です。

*レバレッジETFとは:TOPIXや日経平均株価などの一般的な指標に一定の倍率を乗じて算出されるレバレッジ型指標に連動する上場投資信託。短期売買により利益を得ることができるが、マーケットの動きが予測と外れた場合、大きな損失を被るリスクがある。

ソフトバンクグループ(9984)
騰落率: 30.72%
 10兆円ファンド・携帯会社などを展開している企業です。3月上旬に大陰線が連続となって不穏な雰囲気だったのでいったん撤退。中旬に子会社のソフトバンク(9434)と、時価総額がほぼ変わらないところまで下落したので、買い直しました。

 時価総額が親会社・子会社で逆転する例もありますが、国内の携帯・通信事業以外が無価値だとはとうてい考えられなかったので、下落した価格は本来の価値と比べて「割安」と判断して買いなおしました。

フェローテックホールディングス(6890)
騰落率:
28.52%
 半導体関連の製造業です。半導体の原料関連の混乱が意識されたのか、2021年初の水準まで株価が下落。業績は絶好調で指標面でも割安感があり、ベンジャミン・グレアム(バリュー投資の父と呼ばれる米国の経済学者)がいうところの「安全域」があると考えて購入。短期間で急速にリバウンドしたのでいったん利益確定。ただし、今後の買い戻しを検討しています。

 ポイント投資で購入し、今も保有している投資信託は、円安・ハイテク株のリバウンド相場を背景としてiFreeNEXT FANG+インデックスiFreeNEXT NASDAQ100インデックス​eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が大幅プラスで、ロシア・中国株の軟調が影響して新興国関連の投資信託が低迷しました。

▼ポイントで買って保有している投資信託・騰落率ランキング

iFreeNEXT FANG+インデックス 14.53%
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 12.49%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 11.47%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) 10.81%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド 10.61%
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族(Funds-iフォーカス米国株式配当貴族) 10.61%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 9.87%
iFree NYダウ・インデックス 9.80%
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド 9.67%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) 8.81%
iFreeNEXT NASDAQ次世代50 7.85%
ひふみプラス 4.46%
楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)) 2.89%